徳間文庫
晴明百物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 555p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198920647
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

仙人になるため、安倍泰成卿に弟子入りすると言い残し、陰陽寮から姿を消した滋岳貞主―それから数十年後、古の大陰陽師・滋岳川人の再来と騒がれた彼の辿った運命を知っているという若者・大犬丸が、当時の学友・春苑信行の前に現れ…。

著者等紹介

富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
昭和36年、北海道生まれ。『修羅の跫』で第四回歴史群像賞を受賞し鮮烈にデビュー。その伝奇性とストーリーテリングの巧みさを絶賛される。特異な世界を新しい小説世界に盛ってみせる手腕は山田風太郎氏を思わせるものがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

13
晴明百物語という割には安倍晴明ちょっとしか出てこないな〜と思いながら読んでいたら、陰陽寮という本編の外伝として書かれた物らしい。本編も探して読みたい。2017/12/28

にし

1
★★★☆☆うーん。「SRO」のような分かりやすいキャラ設定でグイグイと引き込ませる物語を書く富樫さんが、安倍清明ものを描いてるのか~っ!と期待しながら読みました。 ▼うーん。そうですね。面白いです。面白いですが、幻想的でややぼんやりとした印象というのが本音です。 ▼しかも外伝だったのですね。本編を読んでこその本作だったのかもしれません。 ▼最後は、平清盛が持っていた天下人が持つ竜眼石にまつわるファンタジー。義経の悲劇と絡めて描いていますが、この活劇をもっと深堀してくれても良かったように思いました。2013/09/23

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