感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
makersat
0
バッタバッタと悪人たちを斬り倒し、義のある者には許しを与え、古代中国を縦横無尽に駆け巡る。龍馬王打倒という最終目標に向かいつつも、辿り着いた街で小さなクエストを終えて次の街へ、の繰り返し。RPG要素がとても強いと感じた。各クエストで趣向を凝らしてはいるのだが、途中からはパターン化されている感が強く、面白くはあるのだけれど、少々飽きが来るのは否めなかった。前巻では時を越えることによる人の世の無常さを感じ、色々と考えさせられたものだが、Ⅱではそれも無い。続き物にありがちな失速感を覚えずにはいられなくやや残念。2016/01/25