徳間文庫<br> 小説「聖書」旧約篇〈上〉

徳間文庫
小説「聖書」旧約篇〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198913335
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

聖書に納められた無数の小さな物語が、壮大な絵巻物のように統一性を与えられ、生き生きとした人物描写によって今、よみがえる。百歳で子供を授かるアブラハム、モーセの出エジプト、怪力サムソン、そして悪霊にとりつかれるサウル王―。親子・兄弟の争い、愛と憎しみ、祝福と呪いなど、あらゆる根源的なドラマが繰り広げられる。旧約聖書は、かくも波瀾万丈の人間ドラマだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

55
2014.01.22(01/18)(つづき)ウォルター・ワンゲリン著。 01/22 (p051) 老人は、ラバンとベトエルに言った。 ラバンは、「妹を連れて行ってください」 レベカは黙って聞いていた。 アブラハムのしもべは、金銀の装飾品や衣をレベカに渡し、同じく、兄や母親にも渡した。 連れて行くのをもうすこし、妹が別れを告げるまで、10日間待って欲しい。 急ぐ、ではレベカに聞いてみよう、行きます。 ◎月変わる。 レベカと老人、南へ向かう。  2014/01/22

i-miya

43
2013.12.18(12/18)(つづき)ウォルター・ワンゲリン著。 12/14 (p048) レベカはナホルの息子ベエトルの娘。 老人は、指に指輪を、両腕には腕輪、金の腕輪をはめてあげた。 ☆ レベカの父、そのとき年老いていて、体が弱っていた。 レベカの兄ラバンが主に取り仕切っていた。 レベカの金の腕輪を見て家を出るラバン。 その間、レベカと母が食事の用意をした。 戻ってきたラバン、「主に祝福された方よ、どうぞお入り下さい」 私はアブラハムの僕です。  2013/12/18

i-miya

37
2013.11.12(2013.11.12)(つづき)ウォルター・ワンゲリン著。 2013.11.11 (p046) (第一部、父祖たち-2.リベカ(1.はアブラハム)) かつてアブラハムの弟ナホルが死ぬまで住んでいた町の外には湧水の井戸があった。 豊かな水をたたえていた。 水を汲む女達。 リベカは水汲みに慣れていた。 友達はみな若くて賢かった。 その笑い声、鳥のようにさざめいた。 その中で、リベカは、背が高く、歩きは優雅、知性にあふれ、判断力も優れていた。 2013/11/12

i-miya

36
2013.03.31(つづき)ウォルター・ワンゲリン著。 2013.03.30 客の一人が指を水で漱ぐ。 そして云う、「春、ここに私が戻ってくると、あなたの妻、サラは男の子に乳を飲ませているでしょう」 話は急に危険な会話となる。 サラ、なぜ笑う。 笑っていない。 いや、笑った、こんなに年老いても、喜びがあるのか、といった。 アブラハムは呆然となった。 「主」と、この男はいった。 主にとって難しいことはない、難しすぎるようなことはない。 サラは、もう一度、「私は笑っていない」といった。 2013/03/31

i-miya

35
2012.12.06(つづき)ウォルター・ワンゲリン著。 2012.12.05(2) 夫の神が導いてくれているのだ。 流浪の旅。 天幕生活でもいい。 アブラムとロト家、家畜と家族を分け、ロトはヨルダン川低地えにある町の家に住む。 自分の夫は、放浪、天幕生活を続けることになってもいい。しかし、それは10年前のこと。 10年後の今、全て消える。 しかし、神は、サライの欲望を刺激。 女らしさが消えてしまうこと、ない、私の胎内の子、どこにいるの? 2012/12/19

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