徳間文庫<br> 駆込寺蔭始末

徳間文庫
駆込寺蔭始末

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  • サイズ 文庫判/ページ数 184p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198912994
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

鎌倉・松ケ岡東慶寺。駆込寺として高名なこの寺の門前にせんべい屋がある。旅籠も兼ねているその店の主は木曾谷の忍び、八兵衛とおかつの夫婦。そしてもう一人、麿と呼ばれる公家の若君が居候している。実はこの麿、東慶寺の住持である高辻前中納言息女・玉渕尼の許婚であった。不運にも住持にされた玉渕尼を守るため、用心棒として住みついたのだ。わけありの女たちが今日もまた駆込んできた…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

45
劇画タッチな連作短編集。剣の勝負も一瞬で方が付き無双。作家の決闘シーンが比較的淡白なのはTV業界出身だからではと推理。TVドラマでは殺陣師が付く。ともあれ、主人公に大義がないのが魅力的で、さぁこれからというところでぷつりと終わってしまっていて残念だ。2023/11/14

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

9
2000年 4月15日 初版。。。コレクション用光文社文庫で読みました。2021/06/22

高橋 (犬塚)裕道

7
星3.5。テンポも良く読み易い。ちょっとエロい所も中々よろしい。2019/09/25

kaoru

0
縁切寺で有名な東慶寺の用心棒が主人公の連作短編集。一見、弱者を救う勧善懲悪ものに見えますが、主人公の行動の動機は正義と関係ないのが私は好みです。江戸時代の社会的なゆがみをえぐっているのも、面白いです。2016/01/26

matsu0310

0
☆☆これは単調2012/12/16

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