内容説明
強運の秦王政は数度に及ぶ暗殺計画を退けながら次々と諸国を併合し、紀元前２２１年、斉を滅ぼし遂に天下統一が成った。時に政、３９歳。始皇帝が誕生した。丞相李斯の補佐を得て様々な改革に着手。郡県制採用による中央集権化、度量衡、貨幣、文字の統一などの成果を挙げる一方、数々の悪政によって人民の疲弊を招き、前２１０年、東遊中に崩じた。没後、宦官の趙高が暗躍するが…。
感想・レビュー
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BIN
2
下巻は秦の滅亡まで描かれている。基本的には始皇帝が中心ではあるが、それに関わる人物の逸話をよく取り込んでいて、いろいろな情報が得られる。山を切り開いたりした蒙恬が凄い。また紫の瞳で始皇帝と生年月日が一緒という設定の徐福も出てくるが、その設定は必要だったかは疑問だが、ペテン師を信じまくる始皇帝の耄碌ぶりが痛い。秦帝国全般が書かれているので、その時代を知る分には良いと思う。2014/04/30
ス
0
面白かった。みんなもっと読めばいいのに2014/04/08
