内容説明
ゼロアワーに向けて刻々と進行していく上陸作戦。絶望感を抱きながらも、事態の把握に務めるドイツ軍人たち―。ついに両軍が接触、独軍の熾烈な防御砲火を浴びつつ、同盟軍は上陸作戦を開始するも、強力な装甲車両を投入した、必死の逆襲に転ずる独軍の打撃力に上陸部隊は大混乱に陥り、海岸堡は崩壊寸前に追い込まれる。その危機を救うべく旧式駆逐艦が海岸へ接近、起死回生の主砲が咆哮する。書下し。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しかいう
1
再読2013/02/20
かくれんぼ
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ソコトラ島上陸が始まったけど、天城が活躍しているのっていいですね。2015/12/02
dknk
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引き続き再読2015/05/04
鐵太郎
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「貴様たちの命の値段は一銭五厘にすぎない」 開始早々、練兵場に響く怒号は、むろん教育係の古参軍曹の声。天皇のためや軍隊のために兵士を戦場に送り出す時代ではなくなったとしても、やはり兵士を訓練するときには、手取り足取り優しく丁寧にという訳にはいかない。ということで、日本テイストを残しつつ、新時代で軍隊の上意下達論理をたたき込むために、菊の御紋章に敬意を払うのではなく、国民一人一人がお国を守るために積み重ねた血税で揃えた軍の装備に敬意を払えと言う無茶苦茶な説教となります。パロディとして笑うも良し、か。2008/04/05
ハヤブサの竜
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架空戦記で経済とか、兵站に重点を置いてるものって少ないよな2012/08/09