内容説明
元末、王朝は内訌に明け暮れ、各地で、白蓮教の反乱が起こった。淮西出身の流浪僧・朱元璋は反乱軍に身を投じ、めきめき頭角を現す。こうして長江流域に三つの反元勢力が鼎立することになった。集慶（南京）の朱元璋を挾み、西の陳友諒、東の張士誠である。天才軍師・劉基を三顧の礼を尽くして帷幕に迎え入れた朱元璋は彼の言に従い、陳友諒を討つべく、史上名高い〓陽湖の戦いに臨む。本格中国歴史長篇。
感想・レビュー
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BIN
2
乞食僧から皇帝に成り上がった明の太祖、朱元璋を描いた作品。どちらかというと解説が多いような気がする。小前氏のに比べると、紅巾軍内での動きは少なめで、江南の対張士誠や陳友諒が多くて詳しいので個人的には良かった。明の由来とか皇帝になった後の大粛清のことも書かれているので勉強になった。2014/02/20
matsu0310
0
☆史実と小説と私見の配分があんまり…2012/01/15
ホームズ
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１９９６年９月２日初読
