出版社内容情報
会計課の金庫から大金がなくなっていた! 犯人は警察内部の者か……。いま大注目の作家による人気シリーズ第二弾!
内容説明
事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングし、解決へと導く機動分析係。森口泉は機動分析係を志望していたが実技試験に失敗。しかし、係長・黒瀬の強い推薦により、無事配属されることになった。鍛えて習得した優れた記憶力を買われたものだったが、特別扱い「スペカン」だとメンバーからは揶揄されてしまう。自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く―。泉は早速当て逃げ事件の捜査を始める。そんな折、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚した。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者による線が濃厚で、やがて殺人事件へと発展してしまう…。気鋭の作家が贈るノンストップ警察ミステリー。
著者等紹介
柚月裕子[ユズキユウコ]
1968年、岩手県生まれ。2008年に『臨床真理』で第7回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞してデビュー。2013年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞したほか、『慈雨』で“本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10”第1位、『盤上の向日葵』で2018年本屋大賞第2位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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