日本はこう激変する―2014‐15長谷川慶太郎の大局を読む

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198637651
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

出版社内容情報

TPPによる減反政策、東京オリンピックでこの国のかたちは大変貌する。東京一極集中はもう止まらない。

毎年恒例の『大局を読む』シリーズの臨時版。前著は時間の関係上、東京オリンピック、TPP,減反政策と日本国債の行方、リニアモーターカーの評価などを取り上げることが出来なかったため圧倒的な読者から『臨時版』を望む声が続出。そこで今回の企画になった。

【著者紹介】
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。大阪大学工学部卒。1983年『世界が日本を見倣う日』で第3回石橋湛山賞受賞。『日本はこう変わる』は60万部の大ベストセラーとなる。著書に『2014年 長谷川慶太郎の大局を読む』他多数あり。

目次

第1章 日本―大転換するこの国のかたち(TPP参加と日本農業と水産業の今後;二〇二〇年東京オリンピックでインフレは起こらない;長期政権となる安倍政権の来し方行く末;日本企業が担うシェールガス革命)
第2章 アメリカ―好調経済に水差すレイムダック・オバマ(量的緩和縮小への転換;混迷するアメリカ政治;オバマケアとリベラル政治の限界)
第3章 中国&新興国―量的緩和縮小で波乱要素一杯(揺らいできた中国の内部;シャドーバンキングを経営する人民解放軍;中国経済が破綻したら日本経済はどうなる?;経済が落ち込む新興国)
第4章 ユーロ―メルケル功成りて他国は枯れる(ユーロ圏の経済停滞の現状と今後の展開;ヨーロッパに君臨する第四帝国)

著者等紹介

長谷川慶太郎[ハセガワケイタロウ]
国際エコノミスト。1927年京都生まれ。1953年大阪大学工学部卒。新聞記者、雑誌編集者、証券アナリストを経て、1963年独立。1983年『世界が日本を見倣う日』で、第3回石橋湛山賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T坊主

6
1)リニアは失敗すると書かれているが、日本の技術で克服して欲しいものです。2)北朝鮮の張成沢粛清には中国のシャドーバンキング処理による軍経営の影響があったとは。支配権が瀋陽軍区から習近平に移ったという事。日本のマスコミではこんな話は出てこないが。3)右手で握手をして左手でぶん殴ろうとしている中国、その間をうろうろしているのが習近平だと。統一的な政治体制が存在しない、だから大国としての行政など中国には望めない。4)フランス経済を悪化させているリベラルなオランド政権、今の世界全体に共通した潮流は自由化。2014/06/28

あけ

3
日本に関しては、オリンピック・リニアの懸案事項やTPPの利点。 中国が経済成長を7%に抑えようとしている理由。 ユーロとドイツの関係性など、メディアでよく聞く言葉や時事に関して、知識が最低限、身に付いたかなという感じはする。でも、あくまで今、見えている予想である部分もところどころあったので、そうなんだ。って感じで読むと面白い。2014/12/18

はーっ?ってか

2
大半は聞いたことある内容でしたがユーロ圏についての最終章が面白かった!メルケル首相は元物理学者で、理系の人の特徴だと思うのですが、全体的に状況を捉えた理論的思考が得意で、以前は東西ドイツ統一から復興を指揮し、今では黙ってられない性格からヨーロッパ全体を指揮し始め、「13億人の中国が台頭してるのよ!米国や日本が対応し始めてるのに、ヨーロッパ こーんな適当じゃあダメよっ!喝」みたいな感じなのかしら~2014/03/11

t04894ty

2
シェールガスが成功する前提でアメリカ経済は復活すると言うが、本当に成功するかどうかは分からない気がする。成田空港と羽田空港を結ぶ鉄道の整備は実現して欲しいな。2014/02/23

スーパーサウスポーあさちゃん。

0
http://ssasachan3.seesaa.net/article/410559243.html2014/09/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7915155
  • ご注意事項