舟をつくる

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舟をつくる

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784198635640
  • NDC分類 K552
  • Cコード C8740

内容説明

自然から採取したものだけで、舟をつくろう。木を切るには、道具がいる。ナタやオノをつくるために、砂鉄を集めよう。集めた砂鉄で、鋼をつくり、鍛えて…。昔ながらの方法で、丸木舟ができあがるまでの工程をひとつひとつたどる、写真絵本。探検家で、武蔵野美術大学の文化人類学教授でもある関野吉晴が学生とともにつくりあげた一艘の丸木舟。ひとつのものを、機械を使わずにつくりあげる醍醐味を伝えます。

著者等紹介

関野吉晴[セキノヨシハル]
一橋大学在学中に探検部を創設、アマゾン全踏査隊長としてアマゾン川全流を下る。その後医師となり、南米への旅を重ねる。1993年から2002年にかけて、アフリカで誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸に拡散した道を、南米最南端から逆ルートでたどる「グレートジャーニー」に挑んだ。2004年からは「新グレートジャーニー 日本列島にやってきた人々」をスタート。シベリアから稚内までの「北方ルート」、ヒマラヤからインドシナを経由して朝鮮半島から対馬までの「南方ルート」、インドネシア・スラウェシ島から石垣島までの「海上ルート」を2011年6月に終える。1999年植村直己冒険賞受賞。現在武蔵野美術大学教授

前田次郎[マエダジロウ]
1983年生まれ。2008年武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。2008年から、「新グレートジャーニー」の「海上ルート」に参加、関野とともにじっさいに舟をつくり、その舟でインドネシアから石垣島まで旅した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

83
科学絵本。1993年~2002年にかけて南米パタゴニアからアフリカまでの旅をした『グレートジャーニー』の関野吉晴(せきのよしはる)さん監修。武蔵野美術大学で生徒に呼びかけ、船作りをする。日本列島に日本人祖先が渡ってきたルートは3つ。1.北方ルート2.南方ルート3.海上ルート▽東南アジアから黒潮にのってやってきた海上ルートを辿る旅をするために、舟を手作りする。その舟を作るための道具も手作りする。最初は、九十九里浜で120キロの砂鉄集めから、炭焼き、製鉄▽ダイナミックでした。2013年刊2023/06/15

booklight

49
グレートジャーニー後の関野吉晴が、インドネシアから石垣島に、かつての日本人がたどった海上ルート行く。船は丸太から掘り出して、道具は砂鉄から作る。ムサビの教授をやっているので、学生も手伝う。インドネシアの現地の人に手伝ってもらうが、今はもうそんな風に船を作らない。昔作ったことのある人に手伝ってもらう。帆を編むのも同じ。鉄も大学でたたら製鉄、奈良の刀鍛冶に斧、鉈、鑿、釿を作ってもらう。関野吉晴のモチベーションと行動力に脱帽。一個一個は面白いが、それをトータルでプロデュースするモチベーションの源泉はなんだろう。2023/04/16

活字の旅遊人

44
こういうの、やりたいよなあ。グレートジャーニーで一躍有名になった関野吉晴氏。武蔵野美術大の先生になられて、いろいろと面白いことを続けておられます。この本はその一つを、学生さんがまとめたもの。たたら製鉄の復元、いいですね。学生さんたちが交代でふいご踏みをやっている写真が楽しそうで、すごく羨ましい。スラゥエシから石垣への船旅について、写真も記載もないのが、かえってこの本の特徴を出していますね。積読の『カレーライスを一から作る』も似たコンセプト。読もう。2021/05/02

fukumasagami

38
「自然から採ってきた材料でモノを作る」。古代に人類が大洋に漕ぎ出した丸木舟を再現して実際に洋上に繰り出すプロジェクト。まずは舟の本体となる大木を切り出すための鉄器を作るため、砂鉄を集めて製鉄を行う。「砂鉄は、溶かしただけでは、『刃物にする鉄』にはなりません。木炭といっしょに焼いて、還元させるのです。120キロの砂鉄から5キロの鉄の道具をつくるために、木炭は300キロ必要です、そのために必要な炭材は、なんと3トン。」!できた工具を持って船大工のいるスラウェシ島に赴き、木を切り出してまり木舟をつくる。2013/04/06

gtn

33
奈良の刀鍛冶。インドネシアの舟大工。職人の技術と積み重ねられてきた智慧が実感される。敵わない。憧れる。2023/02/14

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