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獣眼

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  • サイズ B6判/ページ数 538p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198634889
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

本名はもちろん、素性も不明な孤高のボディガード・キリ。今回の対象は十七歳の少女・森野さやか。期限は一週間。さやかには「神眼」と呼ばれる特殊能力が備わっており、一週間後に開眼するという。彼女の能力が開眼する前にその存在を抹殺しようと暗躍する暗殺集団「ツブシ」。魔の手からキリは彼女を守れるか。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

142
表題についてどうもという感じがしていましたら最後のほうで明かされていました。どちらかというと最初のほうに出てくるほうを題名にしたほうがいいのではないかと感じました。久しぶりに大沢さんの長編、楽しめました。今度の新しいシリーズになるのですかね。キリというボディガードで武器は持たないものの古武術が強いということで今までとはかなり異なります。女難の相が出ている主人公ですね。2016/02/29

紫 綺

127
古武術の達人にして鋭いカンを持つ孤高のボディーガード、キリ。神眼が開こうとする女子高生、さやか。少々現実離れした展開だが、ハラハラドキドキで激面白!!結末が地味なのが残念だったが、総じて楽しめた♪2015/10/06

タックン

41
久々の大沢作品。分厚いのに読みやすいので意外にもさくさくと一気に読めてしましました。軽いハードボイルド調のボディガード物で美少女とか美人さんがわんさか登場するのはお約束でした。前半は面白かったけど後半にさしかかると茶番劇みたいだしエンディング何か無理やり強制的に終わらせてって感じて残念だったなあ・・・これは作家っていうより出版社が悪いかも?神眼に関しては2展3展するし何といっても(獣眼)って題名がよくないなあ・・・・。 まあ、軽いエンタメ系のハードボイルドをさくって読むのならいいかもねえ。2012/12/14

まつじん

39
良質の冒険小説、アクション伝奇小説、です。ケチをつけるなら題名の”獣眼”がどんな邪なものか触れていないところでしょうか。ハラハラドキドキしつつページをめくる手が止まらない展開、ハードボイルドでストイックな主人公(出始めはちょっとやってくれます、ボディガードです)も素敵でした。2012/11/11

マムみかん(*感想は風まかせ*)

36
分厚い本ですが、物語を追ってグイグイ読めます!そこそこ面白いです!でも、私が期待したボディーガード小説ではなく残念…!! メインは「人の過去を見抜き、未来を予知する力」である『神眼』。その「力」を巡る争奪戦だから、ある意味トンデモ系小説ですね~(笑)。じゃあタイトルの『獣眼』って何? ボディーガードの野生のカンの事かな…?と思っていたら、最後の最後で反則的に真相が語られたのでした(笑)。続編を書くなら、次はフツーの警護対象者が良いですね☆2013/01/15

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