出版社内容情報
福島原子力発電所事故はまだ終わっていない
この委員会は、国民の代表である国会(立法府)
の下に、憲政史上初めて、政府からも事業者からも
独立した調査委員会として衆参両院において全会一致で議決され、誕生したものである。
徹底した検証のため、延べ1167人、900時間を超えるヒアリングが行われた。
資料請求数は2000件を超えた。
被災住民1万633人従業員2415人がアンケートに回答。
・東電ビデオの緊迫したやり取り
・事故防止への無作為を引き起こした「規制の虜(Regulatory Capture)」の実態についての生々しい証拠
・吉田昌郎東電福島第一原発所長からのヒアリング
などが明らかになった。
原発事故は、決して「想定外」ではなかった。
政府、規制当局、東京電力の「不作為」による「人災」こそが、シビアアクシデント(過酷事故)の根本原因だと断定した国会事故調の報告書。その全文を掲載したザ・レポート!
<別添資料CD-ROMの内容>
1.会議録
本文412ページ。
19回開催された国会事故調査委員会と、3回開催された被災された人たちとのタウンミーティングの会議録を収録。
委員会には、東電の勝俣恒久会長、同清水正孝社長、菅直人内閣総理大臣、深野弘行保安院長など38人が参考人として呼ばれ(肩書はいずれも事故発生当時)、その証言の全文を読むことができる。
2.参考資料
3.ダイジェスト版
内容説明
原発事故は、決して「想定外」ではなかった。政府、規制当局、東京電力の「不作為」による「人災」こそが、シビアアクシデント(過酷事故)の根本原因だと断定した国会事故調の報告書全文を掲載。
目次
第1部 事故は防げなかったのか?
第2部 事故の進展と未解明問題の検証
第3部 事故対応の問題点
第4部 被害状況と被害拡大の要因
第5部 事故当事者の組織的問題
第6部 法整備の必要性
感想・レビュー
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sasha
Haruka Fukuhara
青木孝文 Aoki Takafumi
TEDDY曹長
Keisuke Tajima