内容説明
日本をこのままアメリカに潰されていいのか!アメリカは宣戦布告なき経済戦争を仕掛け続けてきた。TPPは日本に残された最後の砦を陥落させるための作戦にほかならない。そしていま「ザ・ヤクザ」までもが標的にされようとしている。世界的な経済恐慌のなかで最後のあがきを続けるアメリカに日本はどう対抗すべきか。日本が本当に自主独立した国家となるべき道を探る。
目次
序章 日本はどこまで劣化していくのか
第1章 アメリカによる日本解体はいかになされたか
第2章 アジアの激動を日本はどう生き延びるのか
第3章 アメリカはなぜ「ザ・ヤクザ」を標的にしたのか
第4章 世界で情報機関を持たない国は日本だけである
第5章 グローバリズムが終り、世界のブロック化が始まる
終章 いまこそ日本は自らの歴史を回復しなければいけない
著者等紹介
菅沼光弘[スガヌマミツヒロ]
東京大学法学部卒業後の1959年、公安調査庁入庁。ドイツのマインツ大学に留学、対外情報活動部門を中心に旧ソ連、北朝鮮、中国の情報収集に35年間従事する。対外情報の総責任者である調査第2部長を最後に1995年に退官。アジア社会経済開発協力会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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