内容説明
大金もちのナンデモモッテル家のひとりむすこ、フライは、ほんとになんでももっていました。ものすごくたくさんのおもちゃや、ありとあらゆるおかし。じぶんだけの遊園地や、どうぶつがいっぱいいるサファリパーク…。たんじょう日に、これ以上、何がほしいかわからなくなったフライに、めしつかいがいいました。「ごくふつうの男の子を家によんで、うらやましがらせてやったらどうです?」そこで、フライのところにつれてこられたのは、ごくごくふつうの家の男の子ビリーと、飼い犬のピュンピュン。ビリーといっしょにあそぶうちに、フライが気づいたことは…?わくわくするさし絵がたっぷり入った、楽しい物語。小学校低・中学年から。
著者等紹介
ホワイブラウ,イアン[ホワイブラウ,イアン][Whybrow,Ian]
英国ケント州生まれ。母親に本を読み聞かせてもらって育つ。国語の教師をしながら、子どものための本を書きはじめ、1989年にデビュー。現在では百冊以上の作品を発表し、二十以上の言語に翻訳されている人気作家。子どもの気持ちをとらえたユーモラスな作品で知られる
石垣賀子[イシガキノリコ]
静岡県生まれ。立命館大学産業社会学部、ウィスコンシン大学(英語言語学専攻)卒。滞米中、多文化を描いた現地の子どもの本にふれ、在米邦人向け新聞に絵本を紹介するコラムを連載する。帰国後、会社勤めのかたわら翻訳の勉強をはじめる。「いたばし国際絵本翻訳大賞」特別賞受賞
すぎはらともこ[スギハラトモコ]
杉原知子。東京都国立市生まれ。東京女子大学短期大学部卒業後、セツ・モードセミナー、武蔵野美術大学通信教育部で学ぶ。ターナー株式会社主催の若手イラストコンクールTURNER AWARD’92で最優秀賞を受賞。イラストレーターとして、雑誌や絵本で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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