内容説明
「最後の切り札」と呼ばれる世界一の脳外科医。ベストセラー『ラストホープ』第2弾!朝に、昼に、晩に、患者さんを見なさい。24時間患者さんのために闘い続ける脳外科医からの魂のメッセージ。
目次
第1章 「神の手」による超精密鍵穴手術
第2章 Dr.福島に再び人生を授けられた人々
第3章 最先端の手術に不可欠な福島オリジナル手術器具
第4章 世界最高峰の脳外科医への道
第5章 若手医師の育成に意欲を燃やす
第6章 福島孝徳記念クリニックに賭ける情熱
第7章 不良少年が医学の道を志す
第8章 明治神宮を救った父・福島信義
第9章 家族愛を超越した「人類愛」
第10章 ミッション(使命)を果たすために
第11章 21世紀の脳外科治療脳ドックのすすめ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
22
脳外科に於ける最先端の鍵穴手術を中心に早朝から深夜まで年間600件もの手術をこなし、その成功率が99%を越え「神の手」とも呼ばれる福島氏のルポルタージュです。同僚の医者が驚愕するほどの速さと正確さを兼ね備えていました。一週間8日、休みという概念はほぼなく、健康の秘訣は一生懸命仕事することとの記載がありました。常に患者のためにと、自身のスキル、道具、病院の環境、周囲のスタッフ妥協がありませんでした。この人の働きぶりを知ったら、誰もがまだまだ努力も勉強もできると思えてきます。同じ日本人として背筋が伸びました。2017/07/09
虎モコ
1
福島氏の生きざまを通して、現代の医療問題まで問う一冊。 全ては患者の為。医師でなくとも、その他の仕事の方でも全てお客さまの為と謳う事は、多々あるがここまでできる人はいないでしょう。 故に世界一ですが。 テレビでは何度となく拝見していましたが、これほど取り巻く環境に妥協を許さない姿勢は感動しました。2016/08/02
PIPI
1
人生のすべてを捧げられる人もいるのだということが、生やさしいことではないので、感動。根底に、神職の息子、というのもあるのでしょうね。2008/07/26
使用上の注意
1
本気で生きるとは何か、を考えるきっかけに。あと、やる気啓発。2008/09/27
おーうち
0
基礎的知識を、と思ってたら図書館で発見! すごい先生だってこともわかった。脳外科って想像以上に細かい仕事ですね~! 2015/11/25