内容説明
あたしは世界一のおねえちゃん。なのに、おとうとは、うるさくてきたなくて、ほんとにいやになる…と思っていたら、おとうととふたりで、おるすばんをすることになってしまった。「これからは、ふたりきりで生きていくのよ」なんて、おとうとをおどかしているうちは楽しかったんだけど…?人気作家が描く楽しいきょうだいのお話。「ふたりでまいご」の姉妹編。小学校低・中学年~。
著者等紹介
いとうひろし[イトウヒロシ]
伊東寛。1957年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。独特のユーモラスであたたかみのある作風の絵本・挿絵の仕事で活躍中。おもな作品に「おさるのまいにち」シリーズ(講談社刊、路傍の石幼少年文学賞受賞)、「ルラルさんのにわ」シリーズ(絵本にっぽん賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴよ子
5
弟をうっとおしいと思っているお姉ちゃんと弟のお留守番物語。このお姉ちゃんの表現力がすばらしく、「おとうとなんて、楽しいおさんぽのとちゅうでふんづけちゃった犬のウンコみたいなもんだ。地面にこすりつけて取ろうとしても、靴の底で広がるだけだ」 お留守番を経て「弟は犬のウンコかもしれない。でもあたしが、空をぶんぶん飛んでいるハエだったら、どうだろう。あてもなくとびまわっていたハエが、たまたまおりたのが、ウンコの上だとしたら・・・。それってすごい幸運だ!」すごい。すごすぎる。2020/01/06
さくらぱぱ
2
娘7歳2020/08/14
こどもふみちゃん
2
シリーズ絵本。「ごきげんなすてご」「やっかいなおくりもの」「にぎやかなおけいこ」「ふたりでまいご」小学生低学年向き。児童書。2011/08/16
はーちゃん
2
おるすばんのとき、おにいちゃんに七ひきのこやぎをよんであげたいです2009/10/28
ゆう
1
ふだんは弟なんてやっかいものと思っても、やっぱりお姉ちゃん。頼りになるね。兄弟っていいよね、って笑えます。2015/02/02