気分は名探偵―犯人当てアンソロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198621674
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

犯行現場へようこそ。名手6人、極上の謎できました。

著者等紹介

我孫子武丸[アビコタケマル]
1962年兵庫県生。京都大学推理小説研究会出身。89年『8の殺人』でデビュー以来、本格ミステリからユーモア溢れるものまで多彩な作品を上梓。人気ゲームソフト「かまいたちの夜」「かまいたちの夜2」のシナリオ担当としても有名

有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959年大阪府生。同志社大学推理小説研究会出身。89年『月光ゲーム』でデビュー。パズラーの名手として「日本のクイーン」と称される。03年『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞。本格ミステリ作家クラブ初代会長

霧舎巧[キリシャタクミ]
1963年神奈川県生。駒澤大学推理小説研究会出身。99年『ドッペルゲンガー宮』でメフィスト賞を受け登場。「20世紀最後の新本格派」として期待を集めた。ラブコメ推理「私立霧舎学園シリーズ」でも人気

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京都生。早稲田大学卒。93年、鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。本格ミステリを軸に、さまざまな分野や手法による意欲作を発表し続ける

法月綸太郎[ノリズキリンタロウ]
1964年島根県生。京都大学推理小説研究会出身。88年『密閉教室』で登場。著者と同名の名探偵が活躍するロジカルな本格推理で熱い支持を得る。2002年には短篇『都市伝説パズル』で日本推理作家協会賞、05年『生首に聞いてみろ』で本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

72
楽しかった!犯人当て小説の新聞連載。普段から犯人を当ててやろう!と思って読んでいないのですが、これはがんばって考えてみました。しかし全然わからない。それでも楽しかった。法月綸太郎のラテックスアレルギーまでは読めたけど、医者でラテックスアレルギーって?となっておしまい。こんな新聞連載いいな。そしておまけの人当て仮名座談会!真剣に読んでないけど、楽しそう。全然わからんわ。朝日新聞の連載小説、最近読んでない。早く次のにならないかな。2021/01/16

ジャムうどん@アカウント移動してごはんになります

54
この6人を揃えるとは凄すぎです。6作品とも面白かったのですが、お目当てだった有栖川さんの作品は既読でした。しかし、本当に良い企画だと思いました。「気分は名探偵」となっていますが、早々に諦めてサクサクと呼んでしまいました。とくに印象が深かったのは(素晴らしすぎて決めるのも大変ですが)「蝶番」と「漂流者」。一話ごとに作者が違うこともあり、作風の違う面白い作品を一冊で楽しめたので異常にお得感がありました(笑)最後の座談会は、A貫井氏B法月氏C有栖川氏D麻耶氏E我孫子氏F霧舎氏、とお見受けしましたがどうでしょう。2015/07/01

takaC

52
何よこれ、面白すぎ。もっと早く見つけりゃ良かった…。おまけの仮面座談会クイズがもう最高!!2011/09/16

さっこ

50
読者へ犯人当てを挑んだ企画もの。読者の正解率が最初に載っていて1%から28%まで、やっぱ正解率1%(貫井さんの作品)が一番「解決編」で「なるほど‼」と唸りました。とにかく作家陣が豪華なアンソロジー。とても楽しかった!貫井さんと我孫子さんの作品が特にお気に入りです。2019/09/15

こにゃ

38
いや~~豪華でした(≧∇≦)b私は元々すっかり騙されるのが好きなので、それぞれにいちいち「なるほどね~!」とうるさいほどに騙されました。きっちり推理をしながら読まれる方も充分に楽しめる一冊だと思います。2013/07/02

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