ドル覇権の崩壊―静かに恐慌化する世界

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198620103
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C0033

内容説明

目先の円安と低金利に騙されるな。やがてドルは暴落し、円は1ドル=80円へ。そして、金融恐慌が世界を襲う。いまこそ資産を金・ユーロ・人民元に移せ。

目次

第1章 2008年末からドルが大暴落しアメリカ帝国は衰退する
第2章 世界はこうしてドルに騙された
第3章 かくてドル覇権は崩壊していく
第4章 日本はどこまでアメリカに毟られるのか
第5章 アメリカが衰退し、中国が次の超大国になる

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師を経て、常葉学園大学教授。ベストセラー『預金封鎖』(祥伝社)、『英文法の謎を解く』(筑摩書房)などの著者として知られる碩学。日米の政界・シンクタンクに独自の情報源を持ち、金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語学、歴史など幅広いジャンルで、鋭い洞察と緻密な分析に基づいた論評を展開。また、副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として講演・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンギ

1
客観的に見るとトンデモだけど、確かに筋は通るなあ、と思った。日本はこれまでもドル建ての外貨準備金のおかげで損をしてきたそうだ。そしてこの本が出た2007年の段階では1ドル120円を越えていたらしいけど、80円か、60円までは行くだろうと、著者の副島さんは予測した。60円までは行かなかったが、的中といってもいいだろう。このドルの暴落で、外圧によりドルを持ち続けざるを得ない日本企業や政府は多額の赤字を出したはずで、確かに酷い話だなあと思った。ロックフェラー内部の紛争の話は話半分に聞きました。大きすぎるので。2013/02/09

メルセ・ひすい

1
9-31 ★5  5年以上前から ゛米国の住宅バブル崩壊゛を感知していた。「副島隆彦の学問道場」・マア・・ 予測は外すこともあるが米国事情には精通。佐藤優・植草一大大先生と懇意。バーナンキ議長の思惑・・「金利を武器に使用」 FFレートの解説 ロイターの早読みが多い 米国にカナリノ、ブレーンを持つ。アメリカの経済力・金融力が東アジアから撤退し、代わって中国が台頭しつつある。そして今、「ドル暴落に備えたドルからの逃避」が起きている。金融経済に関する最新の知識と情報を満載し、この歴史的な転換点を大きく描2007/11/03

おとやん

0
3年前のものであるが、アメリカ情勢から世界を観ることができた。これから日本はどの方向に進むのか?このままアメリカ一辺倒となると、日本は吸い取られてしまう。2010/11/17

イカ男

0
サブプライム問題を予測し、著作のなかで公言していたことには敬意を表します。この本からイラク戦争やサダム・フセイン死刑の背景にあるものを知る。2010/06/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/559873
  • ご注意事項