内容説明
「韓国」「中国」「朝日」の批判に反論する。検定修正137カ所を全掲載。
目次
韓国の人々への手紙
韓国政府「修正要求」を論破する
中・韓教科書こそ「自国中心史観」じゃないか
近隣諸国の要求に応じれば禍根を残す
教科書「ウラ検定」が「オモテ採択」資料に化ける怪
日本の美術の重要性
公民教科書が貫いた精神
著者等紹介
西尾幹二[ニシオカンジ]
電気通信大学名誉教授。「新しい歴史教科書をつくる会」会長。昭和10年、東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。『新しい歴史教科書』のパイロット版として執筆した『国民の歴史』が大ベストセラーに
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感想・レビュー
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Meroe
1
お仕事用。『新しい歴史教科書』検定通過と同時期に出た「つくる会」の主張。資料編の「歴史教科書検定意見および修正一覧(扶桑社分)」が、教科書の記述はこのように出来上がっていくのかと興味深い。2001年。2016/01/25
Eiji
0
正式に採択された歴史教科書。それらがいかに全うかを説明した本である。また韓国や支那などからの抗議文なども掲載されている。2001/10/30
Kentaro
0
存在だけは有名だがまだ読んでなかった新しい歴史教科書をつくる会の主張を読んでみました。本書の前書きでは歴史を学ぶことは、今の時代の基準から見て、過去の不正や不公平を裁いたり、告発したりすることではない。過去にはそれぞれの時代に特有の善悪があり、幸福があった。だから歴史を裁判の場にするのはやめようというものだった。 言葉は悪いが子供の喧嘩的な発想に感じてしまい、本来日本人が歴史教育としてこういうことを残したいといった本質的な主張でなかったことが少々残念に感じました。 知っておくべき歴史が別にもあると思う。2018/03/21