ジェームズ・ボンドへの招待

ジェームズ・ボンドへの招待

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  • サイズ B6判/ページ数 359,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198611477
  • NDC分類 778.233
  • Cコード C0097

内容説明

シリーズのヒット戦略に隠されたある公式とは?イアン・フレミングの原作に探る「007」文学上の起源、ブロフェルド、ドクター・ノオ―悪役に見る政治的情勢の変化、ボンドガールへの誘惑は「イデオロギー的に正しい行為」であるなど、すべてのボンドマニアに捧げる映画史上最強の人気シリーズを“まじめ”に考察した初の「007」学術的研究書。

目次

1 はじめに
2 ボンドを越えて
3 スノビズムとバイオレンス
4 ボンドマニア
5 変わりゆくボンド
6 イギリス魂を見せろ
7 冷戦の戦士、復活
8 継続と変化
9 女王陛下のために
10 終わりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星空の挑戦者

5
ボンド研究者ってほんとにいるんですね。すごい学術研究書です。アカデミック!2011/09/04

fritzng4

3
「この本は、はっきりいって、難しい!!」なんて書いてあるが全然そんなことはなく、マジメに書いてあるけど別に学術的研究書なんてものでもなく、007好きならきっと楽しく読めること請け合い。2000年日本出版で取り上げられているのは『トゥモロー・ネバー・ダイ』まで。全作品の公開当時の批評もふんだんに収録され、幾分ボンドファンの著者のフィルターにより濾過されている感もあるがどのようにシリーズが受容されてきたかがわかって非常に面白い。著者のベスト3は『私を愛したスパイ』『ロシアより愛をこめて』『女王陛下の007』。2023/11/17

tjZero

3
半世紀以上も続いている、映画『007』シリーズの変遷を詳細に追った評論集。持ち上げすぎも卑下もせず、公開当時の賛否の評をバランスよく紹介しながら、時代をくぐり抜けてきたその魅力を抽出している。第1作『ドクター・ノオ』の製作は、ビートルズがデビューした1962年。それ以来の、ブリティッシュ・カルチャーの先頭を走る”底力”を理解するには格好の1冊。2020/05/27

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