目次
第1部 最強組織の条件―ラーニング・オーガニゼーションとは何か
第2部 システム思考革命―ラーニング・オーガニゼーションの中核ディシプリン
第3部 ラーニング・オーガニゼーションの構築
第4部 創造への課題
第5部 組織学習の新しいテクノロジー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
16
邦題が若干売らんかなの感じですが、内容的には結構まともなことを言っていると感じています。原題はThe fifth disciplineということで5番目のディシプリンということでシステム思考がほかの四つを統合するものだ、ということが結論のようです。共有ビジョンやチーム学習など今は常識となっていることをかなり前に説いています。2014/08/04
エネアマ
8
この本が書かれたのが1995年という事だが、今でも本質は変わらない気がする。自分の理解力が足りず、書いてあることはなんとなくわかるけど、実際どうすればいいかを理解するには時間が掛かる。解説本や実践を読んでみたい。2016/09/26
Gotoran
5
再読本。学習する組織(ラーニングオーガニゼーション)発端の書。その構築には、自己マスタリー、メンタルモデルの克服、共有ビジョンの構築、チーム学習、システム思考という5つの法則が必要、その根拠が体系的に解説されている。個人と組織が相互学習を行い、互いに好影響を及ぼし合いながら成長していく方法について、種々示唆してくれている。2011/05/18
カズユキ
4
ダニエル・ピンク氏の著書で紹介されていたので読んでみました。 「システムの囚人、考え方の囚人?」「考え方をシフトする」 「木を見て森も見る」「自己マスタリー」など充実した内容でした。 1ページあたりの文字数がびっしりなので、読み終えるのが大変でしたが😅 95年に書かれた本ですが、現代にも通ずる組織論だと思います。2024/01/18
メガネ
4
最強組織とは、ラーニング・オーガニゼーション(=組織学習)を行う組織である。そしてそのラーニング・オーガニゼーションを実現するためには5つのディシプリンが必要である、というのが本書の主旨です。非常にシンプルな経営コンセプトではあるのですが、なかなか実践に移されていない日本企業が多いのが現状ではないでしょうか。その理由がなんなのか知りたいところではあります。名著ではありますが、比較的読みやすい一冊です。「出現する未来」の方が全然難しい・・・2013/06/15