• ポイントキャンペーン

Tokuma novels edge
暁と黄昏の狭間〈1〉竜魚の書

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 273p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198507749
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

村の全員の顔も名前も性格も知っている。それなのに解りあえる人は、ほとんどいなかった…。鍛冶職の村に育った少女セフルは、いつの日か職人として村を出ることを夢見ていた。しかし彼女を迎えに来たのは、何者かの呪いを受けた王子メヒトルドを救うため、城の魔術師が遣わした水神フーレの化身だった。近衛騎士ギルダン・レイに護られて、魔術大国オラへ旅立つセフルと王子の前に、ヘン=ジャックと呼ばれる謎の旅団が立ちはだかる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kohaku

6
村では馬鹿にされて育てられた少女セフルの成長物語。初めは少しさえない当たりがセフルをより魅力的に魅せている。ヒロイック・ファンタジーじゃない辺りがいいです。辛かった時期があるからこそ、セフルの成長が引き立って見えます。14歳の年齢で酷い目に合いますが、より現実的で良いです。洞窟での件は己の内面と葛藤の描写が人間臭くて良かった。全体的に描写は重いが物語の展開が早く飽きることなく一気に読めた。恋に冒険に魔法とてんこ盛りなのに世界観に入り込むとすっと入ってくる。読み応えのある一冊だった。次巻が楽しみ。2010/05/07

cassyu

5
縦横無尽にかけまわっている・・・のだけれど、どうも私の中には絵が広がらずちょっと残念^^;世界観や設定はひといろ違っている部分が好ましいので全6冊?ですよね?最後までいってみます。2014/02/26

まりもん

5
周囲の評判の良さで購入した。 容赦ない立場になってセフルの人生が勝手に決められていくのがなんともいえない。2010/06/01

isfahan

5
久しぶりにファンタジーらしいファンタジーを読んだ。少女の成長の物語。王道でよいです。地底の道行きの描写は圧巻。主人公も十四歳の少女にしては、容赦なくひどい目にあうけど、そこが現実感があってまたよい!イケメンキャラ、レイ卿の活躍は次巻に持ち越し?2010/02/28

酩酊斉案山子

3
どーも世界観に馴染めなかった・・・女子の読み物に手を出しちまったか。表紙で気づけ?いや薄々は。これを電車で読む勇気。やりました自分やりました。それにしても固有名詞がなあ。ワンって。等身大の主人公、読めない展開、意外な敵。面白い要素は揃ってんだよ特に後半は。なのに、なんだこのモヤモヤした感じ。つまり惜しい!って感じが読み手として悔しいんだな。あと名付けセンスがどうにも。チョンベルって。2012/04/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/568575
  • ご注意事項