内容説明
「オリンポス・システム」をかいくぐる、海面飛翔体を開発するプリンス・ハラルドの若き科学者たちの栄光と挫折。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
9
「七都市物語」が書かれてからほぼ15年後、どうしてもその先を書かない田中芳樹氏にじれたのか、4人の作家が名乗りを上げてこの舞台で新たな物語を書いたのでした。 「ジブラルタル攻防戦」小川一水、「シーオブクレバネス号遭難秘話」森福都、「オーシャンゴースト」横山信義、「もしも歴史に...」羅門祐人。それぞれ自分の解釈で、それなりに魅力的な世界を書いています。こういう作品がもっと出て、この「七都市物語」世界がもっと広がれば面白いと思ったもの。残念ながらそうはいかなかったようです。2005/05/21
keisuke
7
当然だか全部田中芳樹ぽくはない。本人はこの先どこまで考えてたのかな。八都市目ができるのか、オリンポスを壊すのか。八都市目ができたら、リュウとギュンター、ギルフォード、AAAにユーリーとかいう利用的な都市になるのか。2020/10/20
シングルモルト
4
原作者には書けない話。作者4人の持ち味が出ていて面白かったが、さすがに原作のあの陰険漫才だけは誰にも書けないのだなぁ。2009/07/19
埋草甚一(U.J.)
3
それぞれに、面白いネタを仕込んでいるなぁ。横山惟義さんの話が、一番気に入ったかな。2005/05/20
DWAT
3
★4 ひさびさに読む七都市の世界 みんなうまい具合にお話をつくってくるなあ 好きなんだね(^^2005/05/31