内容説明
各企業が車を飾りたてて大阪・御堂筋をパレード―。その最中に事件は起った。繊維メーカー・コスモレーヨンが開発した新素材をまとったミス・コスモの梅本観華子が、大観衆注視の中、急死したのだ。解剖の結果、胃から青酸化合物が発見され、ちょうどコスモレーヨンを取材中の浅見光彦が事件にかかわることになった。コスモの宣伝部長・奥田と共に観華子の交友関係を調べ出した矢先、第二の殺人が…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけお
2
中学生時代に読了
雨巫女
2
なんだろうスッキリしない2009/07/15
まつ
1
再読。2014/06/08
如月光子
1
浅見光彦。繊維業界の新繊維発明?盗作?
なみかぜ書店
0
★★★☆☆ 著者はかつて大阪に住んだことがあるそうだが、その時代の大阪弁が記憶にあるようで、登場人物のモデルたちのコトバにちょっと違和感があった。雑誌の連載小説は初回に打ち上げ花火が必要とのことで、出だしこそ派手だが、途中から停滞し、最後はなんとかまとめたという印象。ここのところ、構成のしっかりしたミステリー作品を読んできたので、物足りなくかんじるのだろう。2021/12/17