徳間文庫<br> 狼たちが笑う日

徳間文庫
狼たちが笑う日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784195682777
  • NDC分類 913.6

内容説明

東京レンジャーズ。セ・リーグ第7の球団。北都企業グループが、既成12球団に選手の供出を求め、認めなければ東京をフランチャイズに大リーグへ加盟、日本の野球をぶっつぶすと脅して登場したものだ。供出された選手はあの江松豊をはじめいずれもハミダシ野郎。おまけに川上か鶴岡かと噂された監督がズブの素人、なんと北都都市開発のサラリーマン課長。痛快無比の「ぶちこわし野球」小説をお楽しみあれ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さんつきくん

2
まず、昭和50年代のプロ野球の実情が描かれていて、興味深かった。日本に13球団目のプロ野球チームを作り、セ・リーグに加盟すると言う発想も面白い。各球団の厄介者と新人が集まって設立される件は高橋ユニオンズを彷彿とさせる。この高橋と違うのは、資金とハード面が充実している点か。監督は親会社の1サラリーマンで野球経験がない。戦術は優秀なコーチ陣の助言もあるが、この素人監督が実行。相手を挑発するぶち壊し野球を展開する。上手く行き過ぎ?ちゃんと一筋縄では行かない描写も書かれているけれど、それでも、まだ上手く行き過ぎ。2021/03/07

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