感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさ
3
船戸与一のデビュー作を読んでみた。 面白いがな~逃げたり追ったりのおまけに人が死ぬ死ぬ~(笑) 古い作品やけど満足させてもろたわ~2021/07/12
たーくん
3
再読。一九七七年、非合法員として世界を舞台に暗躍する神代恒彦のもとに、メキシコ内務省保安局から一九六八年に起こった学生反乱の実質的指導者の四人を始末するよう依頼が入る。その見返りとして高額の報酬を受け取るはずだった神代だが、仲間のベトナム人、グエン・タン・ミンの裏切りに遭い、まんまと持ち逃げされてしまう。グエンを捜し出し金を取り戻そうとするものの、神代の行く手を、何者かが阻む。実は、強大な組織が神代の命を狙っていたのだ。神代の過去にいったい何が?最高のスケールで描く船戸与一処女作。2016/09/20