Tokuma novels<br> 征途〈1〉衰亡の国

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Tokuma novels
征途〈1〉衰亡の国

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784191551305
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

1995年8月15日、沖縄県嘉手納宇宙港。藤堂輝男は、宇宙往還機第一号の機長席に着いた。日本は初めて自らの手で日本人を宇宙に旅立たせようとしていた。近海には海上自衛隊の大型艦、世界各国のマスコミと30万の見学者のなかに初老の提督の視線があった。藤堂進。次男の雄姿を孫娘と見送るためだったが、同時に沖縄に海に眠る父への思いをはせた…これより半世紀前、1944年10月24日、藤堂進中佐は、レイテに進撃していた。藤堂家の男たちに流れる海の防人の血。国家と家族の運命を糸に描く壮大作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

葉っぱ

1
改めて読み直すと佐藤大輔のト書きってうんちく語りばっかだな、でもそのうんちく語りが読んでて気持ちいいんだよなあ。という2018/06/12

カラヤ3

1
仮想戦記物。対ソ連政策として日本を利用しようとする米国の動きから北海道中部を境界として南北日本に分断する。1巻目はその分断にいたるまでの日米海戦を軸に物語が進む。戦艦の戦闘場面は迫力あるし、アーレイ・バークやハインラインとかの名前が出てくるのが面白い。2018/06/06

ハルバルミチル

0
読みたくて本屋で探していたけれど、なかなか見当たらず半ば諦めていたが、図書館にあったので借りて読む。『皇国の守護者』に比べると、随分と文体が異なる感じ。いきなり過去話が入るところなど、ちょっと司馬遼太郎テイストな印象。湾岸戦争やレイテ沖海戦といった単語が出てくる一方で、「え、なにこの○○戦争というのは?」みたいな聞き慣れない単語が出てきたりして、史実とはちょっと異なる世界で、続きが楽しみ。2016/07/27

こぼこぼ

0
文庫版で読んでいたが,どうしても高荷義之の表紙絵が見たくて,新書版を入手。複数巻に跨がる著作の中で唯一の完結作だが,戦艦<大和>と藤堂一族を巡る物語の第一巻は,三つの死から陰惨に始まる。色々とゲスト(知波単学園の眼鏡っ子の元ネタの人とか)が登場するので,元ネタ探しも楽しい。2016/02/20

nabe_chan

0
並行世界というか仮想戦記の世界を設定し、その中で日本の海軍に深く関わること運命の星の下にある一族の活躍と一隻の戦艦の戦歴を交差させながら描いている。読みやすいかんじ。2014/10/20

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