内容説明
私立中学博徳学園の美人教師、青鹿晶子は、ある夜、1人の少年が3人の不良高校生にナイフで刺されるのを目撃した。よく光る目、獣のように上端がぴんととがった耳、ほっそりと痩せぎすの体躯から一種独特の精気を発散するその少年に、彼女は意外な場所で再会した。少年は転校生として彼女のクラスにやってきたのだ。彼の名は犬神明。危機に直面する女教師を救う大自然の精霊、不死身のウルフガイ!。数多くの読者の絶大な支持をうけつづける名作シリーズをトクマ・ノベルズにて集中刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジンベエ親分
34
昔、ウルフガイシリーズはアダルトウルフガイも含めてほぼすべて読んでいて、たまたま見つけたので買ってしまって再読したのだが… あれぇ?こんなつまんない話だったっけ?セリフが古臭いのは古い小説なので仕方ないとしても、平板なプロットに一直線なストーリー運び。そういやそういう作家だっけ(笑) 巻が進むとグダグダになるのが平井作品の常なので、これ以上深入りするつもりはないが、アダルトウルフガイ第一作の「狼男だよ」は、手に入ったら再読してみようかな…なんて、あまり懲りてないな(笑)2018/02/04
雪待月
9
平井和正さん、初読み。独特の世界観にどっぷりはまってしまいました。あとがきがまた読み応えがあって楽しめました。夢枕に立った犬神明の話など、盛り沢山な内容でした。続きを探しに図書館と古本屋さん巡りをしようと思います。2015/06/01
アン・シャーリー
1
永井豪ちゃんの漫画と同じ種類の情念と絶望と怒りとエロスを感じる2015/01/25
Mint_Choco
1
そうそう平井和正さんのあとがきが、最高におもしろかった(笑)
ろなろな
0
懐かしいの一言です。学生時代にはまりました。後に漫画化された時の作者の泉谷さんが、まだ同人誌で書いていたのも思い出されます