内容説明
星暦二二九年、ブラウンワルト星域の会戦で星間都市連盟を破ったタイタニア一族はヴァルダナ帝国から「無地藩王」の称号を得た。だが「タイタニアなくして帝国なし」と名実ともに宇宙の覇王を公言する彼らは、星暦四四六年、八代目アジュマーンの時代を迎えた時、連盟の都市エウリアに出した最新の化学式半透膜の技術の売却要求を拒否されたことに端を発したケルベロス会戦で、一族のアリアバートが敗北の屈辱を喫した。奇蹟の勝利をエウリアにもたらしたのは、ファン・ヒューリック。一族の当主たちの陰謀が渦巻いて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いおむ
9
既読済です。引き続き病院図書にて。2018/03/11
keisuke
8
新刊準備に再読。リディア姫にいちいち救われる。これはバルアミーの成長物語にしてもいいくらい。彼女は銀英伝のユリアンとか、創竜伝の余、アルスラーンの…アルスラーン?みたいに真っ黒でドロドロした作品中の良心なんやろうけど、その純粋さのせいでより黒く見えることもあるって凄いというか悲しいというか。2015/01/27
洪七公
4
既読本1990/07/13
すいま
4
再読。89年刊。初版だった。この頃から田中芳樹にハマったんだな…。2017/06/02
Port
4
状況整理終わり!って感じの巻。 これから全面対決に向かっていくのだろうけども、タイタニア一族が何ともかませ犬で哀しい。1巻の冒頭で感じた有能感はどこへやら。2016/11/29
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