Tokuma novels<br> 銀河英雄伝説 〈7〉 - 長篇スペース・オペラ 怒涛篇

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Tokuma novels
銀河英雄伝説 〈7〉 - 長篇スペース・オペラ 怒涛篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784191532564
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

53
追い詰められているのは誰だ。 7巻に達し、長らく緊張状態が解けない現状にそろそろ各々の精神状態が崩れ始めている。事が動けば大切な人を亡くし、貴重で優秀な人材を失くしてしまう。蔓延るのは、期待を裏切る部下と悉く無能な上司…敵対するラインハルトとヤンが抱える大きすぎるリスクは並の精神では到底耐えられない。イゼルローン要塞の奪還を決意したヤンと、自由惑星同盟の完全なる消滅を目指すラインハルト。2人は互いに認め合いながらも思想に大きな隔たりがあり、戦うしか道は無いのだろう。屈する事は多くの信頼を裏切ることになる。2022/06/19

geshi

25
ヤン提督のイゼルローン要塞再びの奪取と自由惑星同盟最期の戦い。相手に考えさせ、導かれた結論こそヤンの奇計の手の内という魔術的な手際。要塞を手放した時に仕込んだ布石がここにきて回収される考えの遠大さよ。帝国の圧倒的兵力に対しあらゆる戦術を駆使して戦うビュコックがとにかく格好いい。一つの時代が終わる時に、餞のために散る者を必要とするのか。動乱の中で最善を尽くすために個を切り捨てたレベロ自身がスケープゴートとにされ、民主主義と帝国主義のどちらに正義があるのか皮肉に考えてしまう。2018/03/23

Mzo

16
銀英伝好きの友人がいるため、かの「ロシアンティー」の言い回しは四半世紀前から知ってたけれど、漸く出典に出逢えました(笑)。それはともかく、戦闘シーンと策謀シーンの緩急の妙が、多くのファンを得た要因の一つですね。この先の展開は全く知らないので、残り3巻、どのように話が進むのか楽しみです。2020/08/26

Mitsuru Umeda

14
学生時代に読んだものの再読。 富士には月見草がよく似合うように、ヤンにはイゼルローンがよく似合う。 「健康と美容のために、食後に一杯の紅茶を」 「ロシアン・ティーを一杯、ジャムではなくマーマレードでもなく蜂蜜で」 いずれ何か、暗号を使う機会があれば、ぜひこの二つのキーワードを使いたいと思う(笑 2019/01/13

ざるめ

11
なんかね~結末を知っているからか、どんな出来事が起こっても「あぁこの後あれが起こるのかぁ(._.)」と暗い気持ちになる(--;)そんななか、アイゼナッハが一度指を鳴らすとコーヒーが出て、二度鳴らすとウイスキーが出てくる筈なのに、二度鳴らしてコーヒーが二杯出てきた!という件が楽しい♪最近、こういう小ネタが気になってしょうがない(^^;)2018/07/11

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