自ら国を潰すのか―「平成の改革」その盲点を衝く

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自ら国を潰すのか―「平成の改革」その盲点を衝く

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784191452459
  • NDC分類 304
  • Cコード C0231

内容説明

国連脱退か憲法改正か。いま、日本の未来を問う。

目次

第1章 国連は日本の敵である
第2章 憲法改正か国連脱退か
第3章 日本の支配がアジアを救った
第4章 日本軍大量虐殺の大嘘
第5章 自由主義は民主主義より尊い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

7
国連の軍事同盟としての本質や、憲法改正がまるで問われない総選挙の不思議、第2次大戦時の日本とアジア諸国を関係の真相などを語り、憲法改正などをうったえる。対談が1993年と古いのに2015年現在読んでも新鮮である。逆に日本国内の議論が何十年も変わっていないことを示しているのか?2015/08/30

MIRACLE

1
1993年当時、話題になった国連の平和維持活動と、戦前の日本軍の行動とその正当性についての対談を独白の体裁でまとめた本。国連は米国を盟主とする(対日)軍事同盟だ。だが、日本政府はこの事実をひたすら隠し、国民を騙し続けてきた。その結果、平和維持という名の軍事作戦の参加にさいし、国際法で定める捕虜の権利を知らせず、国民の生命を危険にさらしている。無知もここまでくると犯罪だ。デモクラシーとは権力への参加であり、自由主義とは権力から自分を守ることである(288頁)。前者は目的でなく、後者を守る手段。これ急所。2016/02/20

aki

1
1993年の刊行。いまでこそ国連の正体(米国の代弁者)は白日のもとにさらされつつあるが、当時「国連は平和の守り人」であるかのように思っている人は多かった。そのときに小室は「国連の正体は何か。国連は軍事同盟である。対日軍事同盟である。その本業は戦争である」(7頁)と指摘。朝野を驚かせた。著者2人が対立する個所がおもしろい。「(莫大な分担金を負担しているのだから)日本は国連常任理事国入りを目指せ」と主張する渡部に対し、小室は「常任理事国は派兵しないではすまされない」とデメリットを説いて、あくまで反対する。2014/11/19

take

0
「国連は対日軍事同盟」「南京大虐殺の嘘」の話が興味深かった。1993年の出版で、当時話題となっていたらしいPKO問題に多く言及しているが、そこで語られている内容は、近年の安保法制や憲法改正論議にも通ずる内容だと感じた。2016/08/23

伊崎武正

0
小室直樹の本初めて読んだけどよくわからなかった。2010/11/11

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