文春文庫<br> 『罪と罰』を読まない

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文春文庫
『罪と罰』を読まない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167913205
  • NDC分類 983
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことのない四人が果敢かつ無謀に挑んだ「読まない」座談会。四人は『罪罰』を愛せるのか!?

内容説明

ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことのない4人が試みた、前代未聞の「読まずに読む」読書会!前半では小説の断片から内容をあれこれ推理し、後半は感想と推しキャラを語り合う。ラスコ(ーリニコフ)、スベ(スヴィドリガイロフ)、カテリーナ…溢れるドスト愛。「読む」愉しさが詰まった一冊。解説マンガ・矢部太郎。

目次

読まずに読む
読まない!未読座談会・其の一
読むのかな…未読座談会・其の二
読んだりして…未読座談会・其の三
『罪と罰』登場人物紹介
記憶の謎と謎の影絵
『罪と罰』あらすじ
読んだ!読後座談会
読むのはじまり
読まないを読む、何度でも

著者等紹介

岸本佐知子[キシモトサチコ]
1960年神奈川県生まれ。翻訳家。エッセイ集『ねにもつタイプ』で2007年講談社エッセイ賞受賞

三浦しをん[ミウラシオン]
1976年東京都生まれ。小説家。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、12年『舟を編む』で本屋大賞受賞

吉田篤弘[ヨシダアツヒロ]
1962年東京都生まれ。小説家。小説執筆のかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義で執筆とデザインの仕事を行う

吉田浩美[ヨシダヒロミ]
1964年東京都生まれ。作家・装幀家。「クラフト・エヴィング商會」の店主。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

153
三浦しおんさん、岸本佐知子さん、クラフト・エヴィング商会のお二人(吉田篤弘・浩美夫妻)が、「罪と罰」を読んでいこうという事で対談を行っています。最初は断片的な情報からの対談で、私にとってはややイライラすると気がありますが、最後はすべて読んでからの対談ですっきりしました。読書会のような感じですね。私は中学の時に1回その後、光文社の古典新訳文庫で読みましたが、再度読みなおしたくなりました。2023/12/20

けんとまん1007

107
やられました。こんな組み立てがあるんだなあ~と。随分前、確かに『罪と罰』は読んだことがある。しかし、記憶は薄い。改めて、読み直してみようか・・と思った。四人の想像、そして解釈が、まさにコラボレーション的に拡がっていくのがいい。2020/07/23

NADIA

102
本に携わる仕事についているのに世界的名作『罪と罰』は未読であるという4人。その理由が同じく未読のド素人の私とあまり違いがないことに驚きを覚えた。プロにとっても敷居の高い印象があるんだ。そして未読状態で小説の内容を推測する座談会の様子がかなり面白い。時々与えられるヒント(各章3箇所、指定したページのみ朗読される)からさらなる推測へ。なるほど、このような読書方(?)は新しい。最終的には全員『罪と罰』を読了してその感想を座談会方式で語り合うのだが、私も一緒に読了した気分。原作はそのうちに読んでみたい・・かな?2020/09/23

たいぱぱ

95
村上春樹さんの著作でよく登場するドストエフスキーの『罪と罰』をクラフト・エヴィング商會の吉田夫妻と翻訳家の岸本さん、そして我等の妄想家・しをんさんの4人が読まずに内容を推理し、語るという変態読書会の一部始終。登場人物たちに勝手に付ける渾名(マメ父、馬、スベ、修造)に吹き出し、吉田嫁の「ポチンコフ」に付箋横貼りしてある件では大爆笑でした。最初は、しをんさんの妄想が皆さんを引っ張ってましたが、最後は全員(特に女子三人)妄想世界の住人に(笑)。もうこれで『罪と罰』は読んだも同然。読了本に登録したろかな?2020/10/20

崩紫サロメ

90
岸本佐和子、三浦しをん、吉田篤弘、吉田浩美。文芸界で活躍する著名人であるが、ドストエフスキーの『罪と罰』は読んだことがない。そこで「読まずに読む」という座談会を企画する。これは原作邦訳の一部を渡され、そこからどのような話かを想像しながら語っていくというもの。一体どこにいくのだろうかと思ったが、最後まで読むとこの形式は読書会としてかなり面白いように感じた。最後に四人とも翻訳で通読し、みなハマるのだが、この読み方のおかげで普通に注目しないところに注目したり。書物との出会い方について考えさせられた。2022/04/16

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