文春文庫<br> 武士道ジェネレーション

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文春文庫
武士道ジェネレーション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167911324
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あれから六年。早苗は結婚し、香織は指導の日々だったが、玄明先生が倒れ道場が存続の危機に。番外編も収録! 好評シリーズ第四弾。エッ、結婚? エエッ、道場閉鎖!?



宮本武蔵を心の師と仰ぐ磯山香織と、日舞から剣道に転進した変り種の甲本(西荻)早苗。高校を卒業後、早苗は一浪ののち、大学の文学部で日本文化を専攻。卒業後は浪人時代から付き合い始めた充也とすぐに籍を入れ、桐谷道場裏手のマンションに新居を構える。

一方、香織は、剣道で大学に進学して、数々のタイトルを獲得。桐谷道場では、玄明の代理で小中学生の指導もしていた。



そんななか、道場の師範である桐谷玄明が倒れた。身体に不安を覚えた玄明は、江戸時代から続く歴史ある道場を閉鎖しようと決意。充也に伝えるが、桐谷の血を引く充也は、警官を辞めてでも道場を継ごうとする。しかし、玄明に警官としての職務を全うするよう諭され、充也は、道場の後継者となることを断念させられてしまう。



就職も決まらず、師範代見習のような立場の道場にいた香織は、これ幸いと「だったら自分が道場を継ぎます」と申し出る。ところが充也によれば、香織には桐谷道場の後継者になる資格が、そもそもないのだという。後継者には、桐谷道場に密かに伝わる「シカケ」と「オサメ」と呼ばれる形を習得する必要があった。どうしても道場をなくしたくない、充也と香織は、誰にも告げず、血の滲むような特訓の日々を始めるが……。



香織と早苗、それぞれの方法で道場を守ろうと奮闘する姿を描く「武士道」サーガ第四弾。はたして、この勝負、如何に──。



ボーナストラックとして短編「美酒道コンペティション」と書店員座談会を収録!

誉田 哲也[ホンダ テツヤ]
著・文・その他

内容説明

あれから六年、大学を卒業した早苗は結婚。就職が決まらぬ香織は、道場での指導の日々を送っていたが、玄明先生が倒れ、道場に後継者問題が…。香織と早苗それぞれの方法で道場を守ろうと奮闘する姿を描く「武士道」サーガ第四弾。はたして、この勝負、如何に―。番外編の「美酒道コンペティション」と書店員座談会も特別収録。

著者等紹介

誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年、東京都生まれ。学習院大学卒。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。2003年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

285
微妙に作風が変化してヒューマンコメディのような感触が強く残った四作目にして最終作(?)。面白かったのはたしかで、特に香織のその後は、ほとんどの読者にとって百点満点の描き方ができていたと思う。対して、早苗には多くの違和感が残ってしまった。香織との関係性は相変わらず良い距離感で清々しいものの、一作目で香織を二度まで打ち負かし、二作目でレナと決闘までして貫いた武士道の果てがあの政治的発言で、しかも大学時代に韓国人に怒鳴られてからずっと外国人に苦手意識を持っていたとか、別人かと少し悲しくなった。2023/11/28

kanegon69@凍結中

156
勃発した桐谷道場の問題を中心とした早苗・香織のその後の物語。しっかり成長した二人の素敵な話として描かれています。もう読んでいる間、クスクスしちゃうし、ウルってきちゃうし、ハラハラドキドキするし、今回も思いっきり踊らされました!あぁ、もう本当にこれで完結なんですか?続きが読みたい!!!このシリーズを通じて、「武士道」と日本、というものを考えさせられました。早苗の考えも一つの解釈として理解できたし、香織が体得した、「シカケとオサメ」。圧倒的な力を持って、戦いを収める、その心技体を鍛える様子に胸を打たれました。2019/07/28

相田うえお

150
★★★★☆19001 シックスティーン,セブンティーン,エイティーンの次はないのかと思ってましたが、嬉しい第4弾!でもナインティーンじゃないんだ。。最後に読んでから随分と経ってしまったので、映画の武士道シックスティーンで復習してから読み始めました。成海璃子さんと北乃きいさんの脳内イメージ再定着完了!本作は、道場存続に伴うテーマがメイン。早苗は結婚し、香織は教職課程も就職も駄目駄目。さあ、どうなる〜っていうスタート。結構な勢いで話が進みましたが、次作は作らないのかな?ラストにある おまけの章も良かった〜。2019/01/01

のり

139
良い本は何度読んでも良い。「香織」と「早苗」の温度差が絶妙。剣道抜きだったら、交わう事もなかっただろう。「玄明」先生の二人に対する心配りは香織が娘で、早苗が孫のような存在。道場存続危機もあるが、皆に愛される桐谷道場。レナや吉野先生まで訪ねて来るし、やり取りにも痺れる。思考回路はまだまだ幼児だが、香織の子供達に指導する姿には成長を感じる。沢山の幸せを運んでくれたシリーズだった。2020/06/19

金吾

136
○相変わらず読みやすくて面白いです。高校生だった二人の更なる成長を楽しめました。政治的な話が急に出てくる点に違和感がありましたが、全体としては良かったです。2022/08/10

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