文春文庫<br> ベスト・オブ・映画欠席裁判

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文春文庫
ベスト・オブ・映画欠席裁判

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  • サイズ 文庫判/ページ数 549p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167801700
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

町山智浩と柳下毅一郎による映画活字漫談! 面白い映画どころかつまらない映画まで見たくなる、爆笑の掛け合いで91本を紹介。

内容説明

伝説の活字漫才コンビ、復活!映画への愛ゆえに怒り、ツッコミ、笑い、時に対立も辞さず語りつくす。『千と千尋の神隠し』のアンタッチャブルなテーマを喝破し、『スター・ウォーズ』を『巨人の星』に、『チャーリーズ・エンジェル』を「通いたい店」にたとえて止まらない、対話型暴走映画評論集。

目次

『タイタニック』『スターシップ・トゥルーパーズ』で大虐殺まつり!
『キネ旬』『映芸』ベストテン大検証 映画評論家ならサリエリよりアマデウスを評価しろ!
マンハッタンで『GODZILLA/ゴジラ』を観てシオシオ
『スモール・ソルジャーズ』『プライベート・ライアン』どっちが悪質?
キューブリックもカミさんに懺悔したかった!?『アイズワイドシャット』
イーストウッドはダメ親父なのか?『トゥルー・クライム』
モナリザでケツを拭け!『ファイト・クラブ』
オナニーでアカデミー賞ゲット!?『アメリカン・ビューティー』
『バトルフィールド・アース』でふはははははは!
ハトは大事な役者なんだよ!『M:I‐2』〔ほか〕

著者等紹介

町山智浩[マチヤマトモヒロ]
昭和37(1962)年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者として雑誌『映画秘宝』を創刊した後に渡米。現在はカリフォルニア州バークレー在住。コラムニスト・映画評論家として連載多数

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
昭和38(1963)年大阪生まれ。映画評論家、殺人研究家、特殊翻訳家。東京大学工学部卒業。JICC出版局(現宝島社)勤務を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

49
2012/3/11 Amazonより届く。2014/3/5〜3/21町山さんと柳下さんの映画評論対談集である、ファビュラスバーカーボーイズの選集。評論と書いたが、まあなんと言うかハチャメチャである。が、的を射た本音トークが面白い。解説はライムスター宇多丸氏。2014/03/21

瀧ながれ

29
映画のおもしろいハナシをききたいと思って読み始めたら、予想をはるかに超えて濃い裏話をきいてしまった。どの俳優が出てても映画やドラマだと役柄しか見えてないし、小説家への好悪で作品を評価することはないんだけど、この一冊で、監督のフェチが映画の全貌を決めちゃうことや、俳優のスキャンダルを知ってると映画の楽しみが広がることを学びました。…いいのかそれ(笑)。ベスト10は、どの作品が上位かではなく、誰がどの作品に点を入れたかに注目すると楽しいんですね。あと、地球にくる宇宙人がみな裸なのは、ヌーディストだからなのか!2017/10/19

Mayumi Hoshino

29
再読。映画に関する放談/漫談。最近見た映画について書かれた部分を拾い読みしているうち、ついつい全部読んでしまった。大御所だろうが権威ある賞の受賞作だろうが、何もおもねることなく茶々入れてるので痛快。もちろん半端ない知識と見識、たゆまぬ映画愛があってのツッコミなので、納得の一撃。ゴジラ対藤岡弘、の妄想映画、笑ったなあ。マーケティング的に女性向けとされる恋愛映画は、実は女性差別って見方もできるという指摘には、なるほどと唸らされた。2017/03/28

青葉麒麟

29
映画秘宝でお馴染みのツートップが映画についてわいわい言う内容。何故そんなに『コヨーテ・アグリー』で熱くなれる(^-^;ジ○リアニメの天皇のロリコン疑惑や翻訳者の戸田奈○子の翻訳に対しての容赦ないダメ出しとか伏せ字もせずにガンガンに攻める姿勢が素晴らしい。この二人に比べると私はまだまだ映画を観てないなぁって痛感する。2013/05/04

うーちゃん

22
対話型の映画コラムなんだけど、この二人の掛け合いが痛烈でとても面白い。辛口ではあるが、偉ぶってる割に 言うことはありきたりの、そのへんの映画評論家よりも よっぽど的を射ているし、嫌味がなく心地よい。さすが「映画秘宝」の創刊者!戸田奈津子センセにも言いたい放題(笑)。「ジョン・ウー監督のハトはカレーの福神漬」 「百鬼丸が誰も殺さない「どろろ」なんて、「とろろ」で充分だ!」には爆笑。「とろろ」って(笑)。あ、もちろん根底には映画への深ーい愛情があるんですよ。読めばわかります。映画好きの方に、おすすめします。2013/06/19

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