文春文庫
語られざる特攻基地・串良―生還した「特攻」隊員の告白

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167717025
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

「特攻出撃」は本当に志願だったのか。純粋に国を思う美しい魂の発露を綴った隊員たちの遺書は、検閲下でどこまで信じていいのか。鹿児島県串良基地から、一度は死を覚悟して特攻出撃しながらエンジン不調で不時着し、帰還した著者が、遺族や関係者の反撥を承知の上で、万感の思いをもって告白する「特攻」隊員の真実の声。

目次

串良往訪
特攻回顧
特攻に思う
基地の日々
私見「予科練」
雑感
私の体験的死生観―死ねる条件
座談 航跡を辿って

著者等紹介

桑原敬一[クワハラケイイチ]
1926年東京生まれ、岩手県育ち。42年海軍乙種飛行予科練習生第十八期生として土浦海軍航空隊に入隊し、串良基地(鹿児島県)において特攻出撃を体験。終戦は台湾で迎え、46年復員。戦後は、46年から86年まで会社員。その間に日本大学法学部(通信教育課程)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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