文春文庫plus
Sports Graphic Numberベスト・セレクション〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167668013
  • NDC分類 780.4
  • Cコード C0175

内容説明

日本シリーズの緊迫、オリンピックの興奮、ワールドカップの熱狂、タイトルマッチの迫力―。1980年4月の創刊以来、あまたの傑作ノンフィクションを生み出し続けるスポーツ誌「ナンバー」の歴史を凝縮。山際淳司「江夏の21球」、沢木耕太郎「普通の一日」、藤島大「前衛思想としての新日鉄釜石」、金子達仁「断層」など、精選された力作13篇を収録する。

目次

1 ナンバー年代記(江夏の21球―昭和54年日本シリーズ近鉄対広島第7戦(山際淳司)
追跡!力道山―そのルーツを追い、海峡をわたる(井出耕也)
裂けたバット―長島茂雄、サヨナラ安打14本の軌跡(新宮正春)
前衛思想としての新日鉄釜石―追憶のV7再考(藤島大)
普通の一日―瀬古利彦、ゴールの向こうに(沢木耕太郎)
伝説の完結―アイルトン・セナ、最後のレース(西山平夫)
東京、ソウル、ドーハ―韓国から見た日韓サッカー名勝負(鈴木洋史)
グリーン・ゴースト―ボストン・ガーデンの記憶(宮地陽子)
アリを越えた男―イベンダー・ホリフィールド(佐瀬稔)
断層―アトランタ五輪サッカー日本代表の崩壊と再生(金子達仁))
2 ナンバー・スポーツノンフィクション新人賞(ボクシング中毒者(第1回受賞作)(高橋直人)
無制限一本勝負(第1回受賞作)(村本浩平)
SURF RESCUE(第2回受賞作)(金原以苗))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

145
スポーツノンフィクションの中で、今でも記憶に残る 「江夏の21球」がやはり懐かしい。 江夏以外にも、引退後の瀬古のインタビューなど、ひどく きらめいた少し昔の物語…なぜか つい昨日のことに 思える…感動が見事にちりばめられている、作品である。 2020/05/23

ハヤシマ

5
スポーツノンフィクションの世界がここまで豊かになったのも、Numberが創刊され「江夏の21球」が載った奇跡があったからこそ、という気がする。山際淳司が大好きで、むさぼるようにして読んでていたころが懐かしい。名作揃いだが高橋ナオト氏の「ボクシング中毒者」が壮絶な1編。つい先日「マツコ有吉の怒り新党」で本人の試合のVTRを見た。見てる方は面白いか知れないが、実際にやってる本人が好きで打たれているのでなく、パンチをよけられない苦しみや、殴られる痛みや、もろもろ読むのが辛いほど。格闘家本人の言葉だけに重かった。2013/05/25

ポン

4
不通の一日 瀬古利彦、ゴールの向こうに 文/沢木耕太郎 瀬古選手と中村監督との異常なまでの師弟関係を知って、瀬古選手には、良いイメージを持っておりませんでした。ところが、先日、テレビで瀬古さん親子を拝見し、陸上選手としての息子さんの苦労、それに対するお父さんの温かいまなざし。それまでの印象が、180度変わり、偉大さを感じました。2019/02/06

いちはじめ

2
Numberに掲載されたスポーツ・ノンフィクションの傑作選。この雑誌のスポーツ・ノンフィクションの分野に果たした役割の大きさがうかがえる。2003/04/09

c3po2006

1
★★★★2023/01/14

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