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文春文庫
鬼平舌つづみ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 188p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167660734
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C0195

内容説明

新鮮な青柳を小鍋でしゃぶしゃぶ風にして食する。季節が変わるのを惜しみつつ、しみじみと。貝の甘さが広がって…。「えもいわれぬ」と、鬼平なら一言もらすに違いない―鬼平にこんな料理を食べさせたい、そして「うまい!」と言わせてみたい。熱狂的鬼平ファンの編集人と料理人が打ち揃い、作った“鬼平好み”の絶品料理、四十八品。

目次

青柳の小鍋立て―鬼平は、貝が好きである
筍と合鴨のつけ焼き/カタクリとうす揚げの和えもの―鬼平は、“レアもの”好きだった!?
鰹のづけ丼/山独活の銀皮巻き―鬼平は、初鰹を食べてはならぬ。
むき蛤の串焼き―鬼平も「その手は桑名の焼き蛤」
伊佐木の細造り―鬼平は、「シコッ」に「むむ…」である。
白瓜のいこみ茄子―鬼平は、部下の好みも知らねばならぬ。
鮎の梅香煮びたし―鬼平は、四十女も好き!?
竹釜の葛餅―鬼平の口に入らなかった「くず餅」
興津鯛と大根の皮の三杯酢漬け―鬼平は、恐れ入ったか興津鯛。
ハゼのから揚げ―鬼平は、ハゼで元気をとり戻す。〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜の女王

17
池波小説を読んでると美味しそうな料理がいっぱい出てくる。その料理本と聞いて飛びついた。が、自分で作れそうなのは鰹の漬け丼とカレイの昆布じめくらい。料理本としては少々ハードルが高かった(笑)カラー写真が非常に美味しそう。作ったのは四谷の「割烹万作」とか。HPを確認したら、若葉町から荒木町に移転した模様。また、荒木町で飲まねば!(笑)。と、その前に、仲間とランチでもお試しに行きたいな。2018/07/17

かもめ

12
鬼平が好きそうな料理を、鬼平ファンの料理人が作った料理。本当にその時代に有った料理だとしたら、恐らくとても贅沢な料理だっただろう。質素だが手の込んだ逸品ばかり。2021/08/04

雨巫女。@新潮部

12
《私-図書館》【再読】割烹万作さんが、作る鬼平で、登場する料理の数々。吉右衛門さんの鬼平でも、登場したが、実に美味しそう。亡くなった旦那も、鬼平や、剣客商売を観ながら、「一緒に食べたい」とぼやいてましたっけ。当時から、好き嫌いや、アレルギーがある私は、羨ましいかった。懐かしく思い出しました。2014/03/08

YO)))

11
ちびちびと読了.四谷の割烹「万作」の主人が,長谷川平蔵 a.k.a 鬼平に食べてもらいたい品々を拵える.分かるような分からんような企画だけど,江戸時代の食材や食生活を巡る蘊蓄読み物としては文句なしに面白いし,写真もオールカラーで目に美味しい.どの料理も食べてみたいが,一品選ぶとすれば,ウドに鰹の皮を巻きつけて焼いた「山独活の銀皮巻き」.『山海の野趣ここに極まれり』なんて言われたら,ねぇ…?2012/07/12

IysKG213

2
池波正太郎・鬼平料理帳と間違えて買ってしまった。鬼平に出てくる料理を再現したものではなく残念。ただ、どれも旨そうだ。ついつい肴を買いに出かけてしまった(笑)2014/06/01

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