内容説明
「必死でついてこい交代しねーならよ」極限の緊張の中で流川は花道に気合いを入れる。互いに高め合う友情の関係を見事に描いた傑作マンガ『スラムダンク』をはじめ、『行け！稲中卓球部』、坂口安吾『青春論』、『スタンド・バイ・ミー』など十代必読の名著から「真の友情関係」を学ぶ。斎藤孝のパワーみなぎる初期傑作。
目次
第１章 張り合いのない相手じゃ、力が出せない！
第２章 友情は、「アイデンティティ」を目覚めさせる
第３章 友情は、向上心を刺激し合う関係だ
第４章 友情は、「あこがれにあこがれる」関係だ
第５章 友情は、技とスタイルを磨く
第６章 友情の関係を祝うとき
著者等紹介
斎藤孝［サイトウタカシ］
１９６０年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部助教授。専攻は教育学・身体論。教職課程で中高教員を養成
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感想・レビュー
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takaC
64
斎藤氏の著書はあまり好きではないのだけどこれは若者向けなのか文字が大きかったこともありスラスラ読めた。本質から外れるけど、流川のパスが通った後の花道のシュートが得点になったかどうかが気になる。（読んだはずなのに記憶なし）2015/03/20
タルシル📖ヨムノスキー
27
人気漫画スラムダンクの桜木花道と流川楓の関係を軸に、本当の友情とは何かについて語られている本書。タイトルにスラムダンクとありますが、スラムダンクだけではなくその他の漫画、小説、映画などもたくさん取り上げています。それにしても「友情」とか「青春」とか「親友」という言葉がなんだか照れ臭く感じるのはなぜだろう。それだけ歳をとったということ？巻末にこの本で取り上げた作品のリストが掲載されていて、それを手掛かりに考えを深めていくのもいいかも。私が一番気になったのは高史明さんの〝生きることの意味〟。早速探してみます。2023/09/15
RASCAL
22
別に友情論を読みたかったわけではなく、単にスラムダンクが大好きなので手に取った本。実際はスラムダンクをはじめ著者が偏愛する小説や映画をネタにした人生論で、肝心のスラムダンクからの引用は全体の1/3~1/4程度。内容はともかく、自分が読みたかったのは全編スラムダンクのこじつけ話だったので、ちょっと残念。2017/11/05
もちまる
8
内容はしっかりしてためになる！それなのに、全ての漢字にルビが振られていて本当に読みにくい！！（怒）若い人へ向けた本なのかもしれないけど、内容は真面目で難しいのに、ルビをふってしまったせいで台無しですね。繰り返しますが、内容はいいですよ。2019/04/19
出世八五郎
7
若いうちに読んだ方がいい♪おっさんが読んでもいい♪いつでも青春・・・つかハッとさせられて【また】がある。
