出版社内容情報
「ポジティブ・シンキング」「イメージ・トレーニング」など巷に溢れる自己啓発メソッドを科学的に実証した常識を覆す衝撃の書。
内容説明
成功する自分をイメージする方法はむしろ逆効果!?子供の知能や才能をほめて育てると、とんでもない結果を招く!?集団での意思決定はリスクの高い決断になる!?巷に溢れる自己啓発法を科学的調査から徹底検証。その真偽を明らかにした上で、すぐに実践できて効果のある自己啓発法を紹介する。これまでの常識を覆す衝撃の一冊。
目次
実験1 「自己啓発」はあなたを不幸にする!―「自己啓発」を実践している人は、何もしない人より幸福度が低いという衝撃のデータ
実験2 「面接マニュアル」は役立たずだった!―「ヘマをしたほうが好感度がアップする」という米デューク大学の大規模調査
実験3 イメージトレーニングは逆効果―ペンシルヴェニア大学研究室発「プラス思考が人生を暗くする!」
実験4 まちがいだらけの創造力向上ノウハウ―オランダでの研究成果「暗示をかけるだけで人は創造的になれる」
実験5 婚活サイトに騙されるな―ノースウエスタン大学発「大勢にモテようとする女は敬遠される」
実験6 ストレス解消法のウソ―アイオワ州立大の研究では「カラオケは逆効果」
実験7 離婚の危機に瀕しているあなたに―「夫婦間の話し合いは効果なし」ワシントン大学調査が下した冷徹な事実
実験8 決断力の罠―「集団で行う意思決定はリスクが高い」というMITの実験結果
実験9 「ほめる教育」の落とし穴―コロンビア大学発「ほめられて育った子どもは失敗を極度に恐れるようになる」
実験10 心理テストの虚と実―アテにならないこれだけの科学的根拠
著者等紹介
ワイズマン,リチャード[ワイズマン,リチャード][Wiseman,Richard]
1966年生まれ。英国ハートフォードシャー大学教授(心理学)。プロマジシャンとして活躍後、ロンドン大学を卒業。エディンバラ大学にて博士号取得(心理学)。膨大な被験者のデータを分析する科学的アプローチを得意とする。超常体験、超自然現象を疑問視する研究でも国際的に有名。2002年、社会科学分野における一般読者向けのすぐれた業績を顕彰するジョセフ・リスター賞(英国科学協会)を受賞。一般読者向けの科学書執筆やテレビ番組制作にも携わる
木村博江[キムラヒロエ]
東京都生まれ。国際基督教大学卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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100
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たかぴ
おおにし
Tadashi_N