文春文庫<br> 新宿歌舞伎町 マフィアの棲む街

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文春文庫
新宿歌舞伎町 マフィアの棲む街

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  • サイズ 文庫判/ページ数 398p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167609016
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

警視庁さえ把握できなかった外国人犯罪組織の実態を初めて明らかにした渾身の新宿歌舞伎町ルポ。秘密カジノ、売春組織、麻薬売買

内容説明

ナイフがテーブルにつき立てられた。冷たい銃口をつきつけられたこともある。麻薬密売人、無国籍売春クラブ、挙銃密売―単身歌舞伎町に長期潜入して、ついにつかんだ衝撃の事実。闇世界に潜む中国人、コロンビア人、イラン人を追って書き上げた戦慄のハードボイルド・ドキュメントは、警視庁を震撼させた。

目次

麻薬密売人Kが消えた
マフィアは暴力団対策法適用外
無国籍売春クラブの秘密
消えた一匹狼「片腕の龍」
マフィア化する日本のヤクザ
メデジン・カルテルの脅威
現役外交官が麻薬取り引きに関与
コロンビア・マフィアとの対決
闇に潜む“殺し屋”の群れ
日本で拳銃を密売する謎の中国人〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

33
よく生きて取材から帰ってきたものだ。ただの一度でなく何度も取材を重ねているので目を付けられていたはず。また相手は人の命をものとも思わない海外などのマフィア。毎晩のように飲み歩き、売春婦の取材のためそれなりの費用は経費として出版社から出たのであろうか?98年の初版なのでバブルは破れていたが、自分が手にしたのは03年版で19刷。そこそこ売れたようだ。昨年久しぶりに歌舞伎町へ足を運んだが、大人の遊び場というより、アジア人観光客の多さに圧倒された。それでもウラの社会は変わっていないのであろうか??2020/01/07

MJ

9
この本の出版は1998年だから内容は古新聞。その後20年が経過し、日本は世界第2位の経済大国の座から陥落、2019年の一人当たりGDPは世界26位の中堅国に過ぎない。一方、国内経済力の低下を受け、新宿歌舞伎町はインバウンド需要へのシフトが進展、より国際化が進んでいるらしい。COVID-19後の世界はどう変わるのか⁈2020/05/18

おおとろ

7
☆☆☆☆ 再読2021/06/10

BB

5
以前に。

たみ

4
1993年~94年にかけて週刊文春に連載されていた記事を訂正・加筆したもの。歌舞伎町周辺の聞き込み取材。ほとんどは海外マフィアが関係する事件ですが、日本のヤクザも密接に関係しているようです。最後、わけもわからず胸にこみあげるものがあり、涙が出そうになりました。著者の取材の熱意に感動したのか、応えた情報提供者の心に震えたのか、感動しているのか、悲しんでいるのか、実はよくわかりません。うまく言葉にできそうもありませんが、読んで良かったと思います。2014/07/12

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