文春文庫
やっと居場所がみつかった

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167599058
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

大きな事より日々の小事の方が大事、と語る葉子さん。ちょっとした工夫で毎日をいかに楽しむか、その心がけが社会で生きる術にもなる。最近購入したマンションでは、インテリアやガーデニングに凝り一人暮らしを満喫。自然食やお茶、炭のパワーにはまる。肩の力が抜けてきた40歳目前の今、何を大切にしてきたかをふりかえる。

目次

お茶の効用
自然食が受けている
はずむ腰痛談議
コリ療法いろいろ
胃袋の形
朝ご飯は語る
目から鼻へ抜ける
美人になりたい
エステ体験
夏は寒い〔ほか〕

著者等紹介

岸本葉子[キシモトヨウコ]
エッセイスト。1961年神奈川県生まれ。大学卒業後、保険会社に勤務したあと、北京外国語学院留学生として中国滞在
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

26
今読んでいる濱口桂一郎氏の「働く女子の運命」に引用されていたので気になって。何とは無い日常を語るエッセイはそんなに好きじゃないので、引用箇所だけ拾い読みしました。谷野せつさん、1903年(明治36年生まれ)・・・日本女子大学を卒業後、内務省に入省し、女性初の工場監督官となった。大学を卒業する女性がのべでも5000人はいなかった時代、「意識的に生きているひとが多かった」と。2018/11/17

松子

4
岸本葉子さんんエッセイが好きで、一時よく読んでいました。 今回久しぶりに読みました。なんとなく記憶があるなぁと思っていると「私の居場所はここにある」が文庫化されたものだった。ふんわりしながら、ところどころ笑いが入っている文章。新刊を読んでみたくなりました。2016/06/08

さかな

3
初めてこの方の本を読みました。身体のことや自分の立ち位置のことなど、よく考え、自分なりの落としどころを見つけていく様子を読み、納得したりおもしろかったり。老後のことを考えるところが考え深かったです。老後についての不安を、パートナーがいないから生じる不安と思いこんでいたが、考えてみると「老い」そのものに関する不安だった、というのがとても印象に残りました。2012/02/15

タロさ

3
この人のエッセイを読むのは、4冊目(?)だかになるが、たまたま私の選んだ本がそうなのか、すごく年齢を気にしてる人だと改めて思った。…というか、それがこの人の売りなんだろうな。2009/07/08

spock0106

2
40歳前の著者の日常エッセイ。「私の居場所はここにある」改題、文庫化。2012/05/14

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