文春文庫<br> クリムリンの枢機卿〈上〉

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文春文庫
クリムリンの枢機卿〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 415p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167527013
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

レーザー兵器開発競争のはざまでクレムリン内部の米側情報源が危地に陥った。一大救出作戦を率いご存知ジャック・ライアンの活躍

内容説明

スター・ウォーズ時代をめざしてレーザー兵器開発にしのぎを削るソ連の“輝く星”プロジェクトと米国の戦略防衛構想。米国はクレムリンの奥深く潜りこんだ大物スパイ。「枢機卿」に指令を送り、進捗状況を探る。そんなある日、ソ連邦タジタ共和国の夜空に一条の金色の光が立ち昇り、人工衛星を一瞬のうちに溶かしてしまった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤーマ

10
レーザーによりICBMを破壊するスターウォーズ計画。アメリカとソ連による技術合戦とスパイとスパイによる情報合戦。熾烈な戦いで寝る暇もないCIA情報分析官ライアンだが上巻ではまだ活躍していない。2020/11/24

tonbei

5
スパイ小説。ソ連が国家体制としてあった最後の時期くらいに舞台を設定している。CIAのために長年働いた大物二重スパイをソ連から いっかに脱出させるか。KGBとCIAの暗躍、そしてアフガニスタンのゲリラ部隊がロシア領内にひそかに侵攻する。ご存じJack Ryanシリーズの第三作目。2020/10/26

コージ

5
再読。時は冷戦時代。冒頭にアフガンの聖戦士ムジャヒディンが出てくる。CIAから武器を提供されソ連の攻撃型ヘリを攻撃する。そのムジャヒディン達は後にアメリカに牙を剥く事になる。なんと皮肉な史実なんだろう。本筋は米ソのレーザー兵器開発合戦で米ソ共にスパイがいる。長年に渡り情報をアメリカに送り続けていたソ連国防相補佐官の「カーディナル」がKGBによってスパイだとバレるところで上巻が終わる。米ソの諜報。ソ連の政治部、軍、KGBの権力争い。諜報の世界が盛り沢山。若き日のメアリ・パット、クラークも登場。下巻が楽しみ。2019/07/26

cgatocairb

4
LIBー

かずお

3
★★★★☆2017/09/18

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