出版社内容情報
TV界の内幕、愛人論から少女時代に垣間見た東大闘争まで、NHK朝ドラ「ふたりっ子」のシナリオライターによる痛快本音エッセイ集
内容説明
幼稚園から名門女子大の付属に通った“良家の子女”ながら、演劇にのめり込み、不倫、二度のガン、別れを経て、売れっ子シナリオ・ライターに…。今もっとも元気な女性作家の著者が、大人の恋、ネコ話、女子高生の性教育、愛人論からTV界の内緒話まで、独特な視点と天性の明るさで綴った痛快エッセイ集。
目次
パンツをはかない理由
男こそ顔だ!
あの時…
彼女の再婚
わたしの受けた性教育
お見合いオタク
あの日の虹
手縫いのパジャマ
テレビ局のある一面
愛人論
まぼろしの猫
ふたりの母〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
59
時代が許したのか、大石静だから許されているのか…ちょこちょこアウトっぽい発言が活字になっているが、個人としてはこの自由気ままで顰蹙を買いそうな考えを隠しもしない大胆不敵さを前面に出したこのエッセイは好みだった!決して上品ではないが、人間のそういうとことが面白いんだよね。と世間の価値観より自分の価値観をふてぶてしく語る。こんな人の話だったらずっと聞いていたい。エッセイっていつでもネタを仕入れなくてはいけないし、共感度が読者と合わないと売れないだろうし大変そうだが、微塵も気にしていなさそうなのびのび感がいい。2022/08/18
pika
1
エピソードが面白かった2012/10/03
贅沢な時間
0
☆☆☆☆☆2019/01/14