文春文庫<br> 走ることについて語るときに僕の語ること

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文春文庫
走ることについて語るときに僕の語ること

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167502102
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「彼自身」を初めて説き明かした画期的なメモワール。

内容説明

もし僕の墓碑銘なんてものがあるとしたら、“少なくとも最後まで歩かなかった”と刻んでもらいたい―1982年の秋、専業作家としての生活を開始したとき路上を走り始め、以来、今にいたるまで世界各地でフル・マラソンやトライアスロン・レースを走り続けてきた。村上春樹が「走る小説家」として自分自身について真正面から綴る。

目次

前書き 選択事項としての苦しみ
第1章 2005年8月5日ハワイ州カウアイ島―誰にミック・ジャガーを笑うことができるだろう?
第2章 2005年8月14日ハワイ州カウアイ島―人はどのようにして走る小説家になるのか
第3章 2005年9月1日ハワイ州カウアイ島―真夏のアテネで最初の42キロを走る
第4章 2005年9月19日東京―僕は小説を書く方法の多くを、道路を毎朝走ることから学んできた
第5章 2005年10月3日マサチューセッツ州ケンブリッジ―もしそのころの僕が、長いポニーテールを持っていたとしても
第6章 1996年6月23日北海道サロマ潮―もう誰もテーブルを叩かず、誰もコップを投げなかった
第7章 2005年10月30日マサチューセッツ州ケンブリッジ―ニューヨークの秋
第8章 2006年8月26日神奈川県の海岸にある町で―死ぬまで18歳
第9章 2006年10月1日新潟県村上市―少なくとも最後まで歩かなかった
後書き 世界中の路上で

著者等紹介

村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年、京都生まれ、早稲田大学文学部演劇科卒業。79年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞、82年『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞、85年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、96年『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞、99年『約束された場所で underground2』で桑原武夫学芸賞を受ける。2006年、フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、07年、朝日賞、坪内逍遥大賞、09年、エルサレム賞、『1Q84』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HIRO1970

298
⭐️⭐️⭐️本年143冊目。村上さんでは46冊目。題名の通り小説ではありません。でもある意味小説以上に村上さんを理解できるファンには堪らないハルキストにとっては逸品とも言える作品でした。人生の先達として学ぶべき所の多い作品で沢山の生きる上での指針を走ることを通じて教えを頂けた想いがします。人生をマラソンや長距離走に例える話は良くありますが、結構心に響く期待値以上のお話でした。2015/12/16

抹茶モナカ

231
村上春樹さんの『走ること』についての個人史。糖尿病予備群になって、運動する必要が僕に出来たので、尊敬する村上春樹さんの本を読んで、モチベーションを上げられたら、との思いから、手にした。文庫で再読なのですが、読んだ事がある筈が、結構、忘れていて、新鮮でした。2015/05/24

おしゃべりメガネ

162
タイトルどおり、村上春樹さんがとにかく'走る'ことについて最初から最後まで、延々と語っています。マラソンやトライアスロンに興味、関心のないかたはちょっとツラいかも。私も正直、マラソンとかに今のところ興味&関心がないので、作者さんが'走る'ことについてアツく語られてるコトに正直イマイチ馴染めませんでした。しいていえば、ちょっと前まで住んでいたオホーツクエリアで春樹さんが100キロのウルトラマラソンに過去、参加されたことがある話は面白く読むコトができました。マラソン、やってみたいけど、ちょっと無理かなぁ。2020/10/16

むーちゃん

135
二回目読了。前回はもう15年以上前ぐらいかなと。 インテリで表現力がある人が走ることを語るとこんな感じになるんだなぁと。ちょっと理屈っぽいけど村上春樹だから許します笑。 ただのおっさんなら許しません笑 読んで私も更に頑張らないとという気持ちになりました。トライアスロンもやりたいな。泳ぎが苦手だけど・・・ 2019/09/05

mukimi

131
いつものごとく上手く説明できない魔法の力で心がほっとする村上春樹氏エッセイ。走ることがなければ良い小説を書き続けられなかったという筆者にとって、走るというクリーンでリズミカルで個人的な趣味は、一冊の本を何度も読み返すような、好きな音楽を何度も色んなシチュエーションで聴くような、好きな絵をいつまでも眺めているような、そんな人生における小さいようで大きな幸福を意識的にたっぷり享受することに繋がっているみたい。若い頃みたいなやってやるぜ!ではなく静謐な心でスタートラインに立つようなランニングを私もしたくなった。2024/01/17

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