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文春文庫
旅路のはてまで男と女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167476298
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

高価でも、大切なわけでもないのに、身の回りからずーっと消えないものがある。案外、男も女もそういうもの?好評シリーズ17弾。

内容説明

高価でも、大切にしているわけでもないのに、身のまわりで、ずうっと消えないものというのがある。案外、男と女というのは、こういうものかもしれない…。男女の別れぬ関係の謎から時事問題、フランス行にバーゲンの話、見合いの席の“箸遣い”に至るまで、いよいよ冴えるマリコの深い洞察力。「思い出し笑い」シリーズ第十七弾。

目次

バツイチの夢(秋の酒;休暇 ほか)
旅路のはてまで(バーゲンのセーター;「指環」の事情 ほか)
ハズバンドのお仕事(有名人;ワインと旧友 ほか)
美女空間(めんどうくさい;若いコったら… ほか)

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954(昭和29)年、山梨に生まれる。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆるり

10
ふたたびの。家の本棚あさり出てきた未読文庫本。誰の?林真理子が40代後半のエッセイ本。さぞ古かろうと、覚悟しつつの読み始め。古いは古いが大爆笑!文才ある人のエッセイは面白い!が隠せぬバブルの残り香。ワインとフランス料理に劇場通い。時間が余れば百貨店で買い物。骨董品?も。林真理子は「ぜい肉。」で出来ている?(笑) 身体の肉の意味だけではない。秋元康と食い友で、三枝成彰とダイエット仲間らしい…。2年間、主食(米)と酒抜きの食生活らしいが…。ぜい肉つけてはダイエットの繰り返し?これぞマリコのミーハー力!(笑)2020/04/01

Sh

4
林真理子さんのエッセイ、大好きです。女性のあけすけな欲望(格好良い人や著名な人に囲まれたい、美味しいものを食べたい、色んな舞台や演劇に触れたい)を煌びやかに描きながら、一方で負けが続く体重との戦い、そこまでではない自身の容姿、世間への冷静な意見といったはっきりとした言い切り。なかなかここまで自分の考えを曝け出せないですよね。この本の中では、和菓子を愛でている話や、フランス旅行の話が特に好きでした。2021/02/20

きたむらさんえ

2
図書館本。オペラや歌舞伎座の話は飛ばしちゃいます(笑)週5回も何かしらショーを観に行ってる林さんでした。2015/10/25

なおちゃん

2
去年、林真理子さんの講演会に行ったんだけど、そのままエッセイになるんじゃないかと思うほど、ホントに楽しかった!さらりと読めちゃうのですよ。林真理子さんのエッセイは!2014/01/11

今日は飲めない日

1
面白ーい 林真理子先生やっぱり大好き 文章力すごい。 文が書きたくなる。出来んけど。 2017.05.222017/05/22

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