文春文庫<br> ライカでグッドバイ

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文春文庫
ライカでグッドバイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167375010
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ベトナム戦争の報道写真を撮り続け、ピュリッツァ賞に輝き、遂に戦場に消えた青年カメラマン沢田教一の情熱と野望の軌跡を国際取材で迫った傑作ノンフィクション

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゆみゆ

4
先日読んだ本に続いて、ベトナム戦争、カンボジア内戦でのカメラマンのお話です。 沢田教一さんの伝記です(もちろんベトナム戦争の頃がメインですが) 写真が好きで、以前見たことのあるピュリッツァー賞の写真展でみた「安全への逃避」の写真家ということで興味深く読みました。 ベトナム戦争などで強烈な写真を撮り続けてきたカメラマンは、戦場から退くと普通の写真では満足いかず、再度戦場へ戻り命を落とすことが多いというのが印象的でした。2016/02/29

moonanddai

3
昔、ベトナムで戦争がありました。私のような歳の人間でさえ記憶というより歴史的な印象しか持っていませんでした。でも、それが60年代から70年代にかけての「時代」というものを作る大きな要素だったことは間違いまりません。私の生きていた時代の空気といったものをもっと感じなければならないのかもしれません。それにしても、記者(リポーター)は戦争というものを「頭」で感じ、写真家は「物」で感じていたようです。沢田氏は、その「物」への執着度合を人一倍持っていた、持ちすぎていた…、それで戦争から逃れられなかったのかも…。2016/03/17

sattin

1
日本人らしくない沢田さんの賞への執念を強く感じました。戦地にいても確かに運のいい人というのはいるけど、それもいつまでもは続かない。引き際を誤ったのは残念ですね。ベトナム戦争の描写がすさまじかったです。よく知らなかったので勉強になったけど2017/07/10

yk

0
凄くよかった。いい本に出会えた。もっと読まれてほしい。戦争とは。戦場カメラマン、とは。2017/10/26

TEDDY曹長

0
自分が最も尊敬するカメラマン 沢田教一について書かれた本。彼の歩んできた軌跡を読むにつけ、最後をあの場で迎えたのはまさに神に呼ばれたのかな?とも思えて仕方のない本でした

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