文春文庫<br> 捕手(キャッチャー)はまだか

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文春文庫
捕手(キャッチャー)はまだか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167351038
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

旧制中学の野球大会で戦った両校のメンバーが様々な過去を背負い三十年ぶりの試合に臨んだが…。すがすがしい後味の野球小説三篇

内容説明

かつて旧制中学の野球大会で戦った両校の男たちが、人生の明暗をそれぞれの過去に背負いながら、同じメンバーで33年ぶりの試合に臨んだが…。表題作ほか、終戦直後の草野球チームの友情、みずからのコールに野球の夢をかけた審判の心意など、野球を愛する人たちの様々な人間模様を描く傑作2篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たーくん

5
再読。 かつて旧制中学の野球大会で戦った両校の男たちが、人生の明暗をそれぞれの過去に背負いながら、同じメンバーで33年ぶりの試合に臨んだが…。表題作ほか、終戦直後の草野球チームの友情、みずからのコールに野球の夢をかけた審判の心意など、野球を愛する人たちの様々な人間模様を描く傑作2篇を収録。 2017/05/28

バチスカーフ

0
終戦直後を立地点とした野球小説3篇の短編集。どの作品も、時代の観察と表現、野球への深い愛と造詣が溢れている。また3篇ともに、焦点となる物語はあるものの、そこから未来を予感させるカタルシスめいた示唆は無い。その潔さは、むしろ短編の良さとして際立っている気がする。これでいいのだ。きっと。2015/01/22

バチスカーフ

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終戦直後を立地点とした野球小説3篇の短編集。どの作品も、時代の観察と表現、野球への深い愛と造詣が溢れている。また3篇ともに、焦点となる物語はあるものの、そこから未来を予感させるカタルシスめいた示唆は無い。その潔さは、むしろたんへの良さとして際立っている気がする。これでいいのだ。きっと。2015/01/22

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