出版社内容情報
グアムから三時間、カープ島の海に飛び込む。八丈島でカツオの刺身一キロを食い、父島で刺青師と出会う。島から島への旅は続く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
69
ご存じシーナ氏の「赤マント・シリーズ」なのだ。例によって特段役に立つ話など無い。島に行く。ビールを飲む。魚を食う。本を読む。昼寝する。誠に結構ではないか。文句なし。「近頃ちょっとシリアスになりすぎているな、オレ」といった状況下で読むと大変よろしい。身体の力が抜け、脳のねじが緩み、バランスが取れてくる。生きて行くにはバランスが大切だ。椎名氏が読んだという『アブラコの朝 - 北海道田舎暮らし日記』(はた万次郎・著/集英社)と『ハイペリオン』(ダン・シモンズ:著/海外SFノヴェルズ)を発注。2014/04/26
Aya Murakami
58
父の本。 モンゴロイドの血がさわぐ…。モンゴルなんかだと外モンゴル以上に内モンゴルの方が特に放浪癖がすごいとききました。本当かなぁ?なんて思いますが作中で説明されているベ-リング海峡越えの話なんか読むと納得です。かくいう自分も旅行大好きで車窓の風景眺めるのは最高です。2019/04/14
佐島楓
28
正しい日本の各地域は食文化が豊かだ、と改めて思う。本文ももちろん面白いが沢野画伯のあとがきも噴き出す内容。もう20年近く前の本なんだなぁ。2014/06/25
たーくん
3
再読。週刊文春連載の赤マントシリーズ。'95~'96年掲載。2014/02/27
shiaruvy
2
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