文春文庫<br> おろかな日々

文春文庫
おろかな日々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167334079
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

八丈島での焚火宴会、五年ぶりのカンヅメ、好きなマンガの大考察、八ヶ岳で氷の滝登り……『ひるめしのもんだい』に続く日常エッセイ

内容説明

新年を迎えるにあたり、著者は密かに決意した。幾つもの連載を抱え、毎日アタフタと原稿を書く日日から脱却し、「ゆったり、のんびり」の人生に方向転換しようと…。しかし、なぜか今も、タテヨコナナメ移動の日々は続くのであった。ああ、たまには人生のすべてを投げ出して、暖かい日溜まりで睡りたいものだ。

目次

賞金百万円を貰った
キビの国の混浴悲話
窓のむこうのあこがれの雲…
悲喜こもごも土佐の旅
好きなマンガの大考察
アルゼンチンの化石の木
ウマシカ確認トラウマ発見!
フォークランドの怪しい夜
カンチガイ温泉で一夜の健康
春山垂直クモハエ気分〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

26
新宿赤マントシリーズの2冊目。もう20年近く前に出版された本。書いてあることはまさに著者が体験したことや読んだ本、身近な面白話など。世相という意味でも興味深いと感じた。肩が凝らない本なので息抜きの本でもある。2014/07/11

神在月

16
週刊文春に連載していた「新宿赤マント」の主に1990~1992年に書かれたものをまとめたもの。旅をして美味いものを食って合間にエッセイを書く。いいなぁ。憧れるなぁ。面白かったのは、幾つも文学賞の審査員をかねていて応募作を読むのに四苦八苦している事。すごいのが当時始まったばかりの第一回坊っちゃん文学賞。普通5~6作の最終候補作が31篇。文学賞をやったことがなかった広告代理店が仕切っていたようだ。それも一篇100枚前後。重さだけでもとんでもない(笑)それを期日までに読むために旅先や外出先に持ち歩いていた。2022/11/21

ソラ

9
内容(「BOOK」データベースより) 新年を迎えるにあたり、著者は密かに決意した。幾つもの連載を抱え、毎日アタフタと原稿を書く日日から脱却し、「ゆったり、のんびり」の人生に方向転換しようと…。しかし、なぜか今も、タテヨコナナメ移動の日々は続くのであった。ああ、たまには人生のすべてを投げ出して、暖かい日溜まりで睡りたいものだ。 2010/01/04

ユウ タム

5
「アタフタフウフウウヨウヨオドオド」の表現が良い(笑) 本当に美味しいカツオを食べてみたい‼️2019/12/20

M

5
父に貰った本(7)。内容というより文体がゆるいエッセイ、ハマりそう。書かれていたのが日本国内の移動ばかりだったので、とにかく食べ物が美味しそう。たまに旅行をしても、観光客向けっぽい人気店をネットで調べて予約する…という流れが殆どなので、地元の人が行くようなお店に入ることに憧れがある。いざ旅行になるとまたネットを見てしまうのですが。2019/06/06

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