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文春文庫
ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術

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  • サイズ 文庫判/ページ数 471p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167330156
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0195

内容説明

ヒマ人向きの本を対象にした趣味の書評ではなく、真に読む価値のある本から有効情報だけを抽出圧縮し濃密に詰めこんだ、忙しい現代人のための読書ガイド。さらに著者がいかにして大量の情報を処理・活用するかを、その驚異の速読術とともにあきらかにする。

目次

序 宇宙・人類・書物
私の読書日記 1995.11~2001.2(宇宙樹、奇術、日本殲滅;オウム、ニュートン、世紀末芸術;官僚腐敗、聖骸布、アラキ;選民思想、穴倉酒場の狂気、道教文化;ハッカー、夢二、熊野信仰;尊厳死、渋沢龍彦、江戸学百科全書;複雑系、海の日本史、AV女優;ユナボマー、深海生物、男根信仰 ほか)
『「捨てる!」技術』を一刀両断する

著者等紹介

立花隆[タチバナタカシ]
昭和15(1940)年長崎県生れ。39年東京大学仏文科卒業。49年「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文芸春秋」11月号)で金脈批判の先鞭をつけ、以後精力的に腐敗政治批判を続けている。知的関心は幅広く、その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10年司馬遼太郎賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

75
序章の本の読み方がとても参考になる。2016/04/03

AICHAN

42
図書館本。むっちゃんこ面白い本だった。冒頭に速読術について書かれてある。それが、かつて私がやっていた方法とそっくりなので大共感。それから簡単な書評が延々と続く。約5年間の読書の書評だが、おそらくは全読書のごく一部だろう。本にはじっくり読むべきものと速読でエッセンスだけ掴めばいいものとがある。その観点から言えば、この本を読めばたちまちのうちに大量の読書をしたのと同じになる。中にはじっくり読んでみたいと思った本があった。図書館に予約する準備をしよう。2016/08/21

mitei

37
いろんな本が取っ換え引っ換え出てくるのがすごい。自分もそれくらい本を読みたいなと思わせた一冊。最後の『「捨てる」技術!』という本を徹底的に叩いているところが痛快。最後は強迫神経症とまで言ってるけども大丈夫なのか心配w2010/12/28

akira

30
滋賀のブックオフにて見つけた一冊。 前書きと著者のオススメ本の紹介が延々と続く一冊。読書論についての濃い前書きかなり良い。速読すべき本とそうでないもの。かつての著者も挫折本について悩んでいたこと、等など。 自分が読書する動機はなにか。考えてみると、著者と同じく感動する一節に出会いたいことが大きい。追体験もわるくないが、言葉の魔力には魅力がある。 「本を読む喜びはいろいろあるが、やはり、思わずヘエーッと心の中で叫びを上げてしまいそうになる一節に出会ったときの喜びがいちばん大きいのではないだろうか」2016/06/16

イノ

27
最初は読書術、メインは95~2000年当たりのブックガイド、最後はすてる技術をバッサリ。 多くの本を読んでいる人は読み飛ばす技術を持っている印象。    ちびちび読んでいたが気になる本も多く有った。値段的なのと探す的な意味で手に入れるのが難しそう。 時事的なものも多いがノンフィクション好きは参考になると思います。2016/12/20

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